今回は売り切れ続出の新規食玩シリーズ、モビリティジョイントを開封しました。
プロポーションやコンセプト等、どこかで見た感じもありますが、面白い試みを行っている期待の新シリーズです。
「実は中々拝めない外箱」
以下パッケージは全て表面のデザインが違うので記録に残してみます。
MSは裏面も固有のものになっています。
パーツセットは同一デザインです。
「モビリティジョイントとは」
実に分かりやすくコンセプトが説明されています。
「宇宙要塞ア・バオア・クーより参戦」
「ジオング&ガンダム」
ガンダムの立体物では基本的にファーストガンダムが一番槍ですが、ジオングまで連れてくるのは珍しいですね。
なおジオングのベースはパーツセットに付属しているものです。
「モビリティジョイントの力」
モビリティジョイントは半完成品。
シンプルな構造ゆえに強度もあり、パーツが外れる事もありません。
「接地性は微妙」
ジョイントに体力を使ったのかシールの量は多めです。
カメラアイやアンテナ基部、シールドの十字、ヘリウムコア(腰の黄色いやつ)の他に何と爪先の赤までシールです。
「色分け完璧なHGガンダムアニキと」
大体HGガンプラの半分くらいのサイズ感でしょうか。
ジオングはガンダムよりはるかに大きい設定なので、モビリティジョイントはスケール統一のシリーズではないようです。
「ジョイントは縦方向の可動が優秀」
腰や肩に軸関節、他はボールジョイントという構成です。
ただ装甲を取り付ける都合上、干渉が増え最終的な可動範囲は普通です。
余談ですが胸の凹二つがちーびーフレームを思い起こさせます。
「全員共通のモビリティジョイントを使用」
骨格が同様なのに完全に別機体を再現しているのがスゴイです。
「こちらもパーツセットに封入」
有線というには若干太めですが差し替えで射出状態を再現可能です。
やはりラストバトルの二機を並べると様になりますね。
「コチラにも珍しい機体が参戦」
「ジョニーライデン専用ザクⅡ&ザクⅡ」
一弾から? 飛ばし過ぎでは?
という印象のジョニーライデンザクが異彩を放っています。
シャアザクじゃないのはジオングとのパイロット被りを回避したかったからでしょうか。
なおザクの横にあるのは指揮官機用頭部パーツです。
「ジオリジン撃ち」
モビリティジョイントは全体的なプロポーションがクロスシルエットに近い印象で、ザクⅡは特に似ている気がします。
「やはり爪先はシール」
共通フレームなので基本的な可動範囲は同じです。
ジオングもそうなのですがモノアイは頭部パーツを外して位置調整ができます。
「ジョニーライデンザクは装備が違う」
ジョニーライデンザクも造形は同じ……いや、よく比べてみると頭部が別造形。
アンテナ部分はパーツセットに緑の物が含まれていますが、黒いパイプ部分を再現する為に専用に作られています。
「装備は通常ザクっぽい」
ザクマシンガンとヒートホーク、ザクⅡにはザクバズーカなので揃えて装備は仲良く分けてねという事でしょうか。
「偏見だが一般兵はマシンガン、エースはバズーカ」
決戦に参加したジオン軍一般兵「あの時はもう終わりだと思いましたよ」
「一部の装備は背部にマウント可能」
「ザクⅡは単体でアンテナも交換出来てちょっとお得」
ここからがいよいよ本番。
シリーズのコンセプトである強化・拡張のギミックに迫ります。
「パーツセット開放」
「モデルチェンジ、高機動型ザクⅡ」
脚部とバックパック、アンテナも交換してパワーアップ。
ジオリジンで設定された対艦ライフルがサイズもあって迫力があります。
「エースの一撃」
バズーカでもそうですが、両手持ちにはギリギリ届かない可動範囲です。
「脚部の装甲を追加して後期型へ」
超レア機である後期型用のパーツも付属。
「全弾発射!」
大型の武装を装備し、装甲も盛っており、量産機ながら最終決戦仕様を演出できる感じでしょうか。
「エース機を強化」
「ジョニーライデン専用高機動型ザクⅡ」
ザクⅡと違い爪先や胸パーツまで交換していますが、色が違うだけで造形的には同様です。
黒の面積も増えておりジョニーライデンと言えばコチラの機体の方がしっくりきますね。
「深紅の稲妻」
ジョニーライデンは各媒体で設定が違っていたりして安定しない人物ですが、それを逆手にとった「ジョニー・ライデンの帰還」という漫画作品があり、コレは本当にオススメの漫画です。
「超レア機の正当なパイロットの一人」
ジョニーライデン専用高機動型ザク後期型。
高機動型ザク後期型の中では一番有名なのがこのライデンザクだったりします。
「貴重過ぎな光景」
「パーフェクトプロジェクト発動」
「モデルチェンジ、パーフェクトガンダム」
「大地に立つ」
神々しいな……
知名度は高いが映像作品に出てきたのは最近というギャップが面白い機体です。
一定の世代のファンからの支持は絶大なものがありますね。
「ショルダーキャノンは可動する」
胸の装甲は差し替えではなく被せるように取り付ける形です。
なお腕のハンドビームの白は全部シールです。
「立体化にはそれなりに恵まれている」
SDガンダムとして複数回ガンプラになっている他、マスターグレードとしても決定版がリリースされており、これが露出の少なさに反して知名度が高い理由だと思います。
「キャノン基部のパイプは思い切って簡略化されている」
両腕の装備などは腕のスリットに差し込む形ですが、かなりしっかり保持できます。
脚部は丸々取り換えですが、組み換えの手間が無くてむしろありがたいです。
「脚が(別セットに)付いている!」
「モデルチェンジ、パーフェクトジオング」
「もう一機、大地に立つ」
アーマーが追加されて強化されたガンダムに対して、ジオングは足が付いて完成しただけという非対称的な設定のもう一つの姿。
「脚の可動を活かす為、スカートの左右が実は開閉可能となっていた」
「通常のハンドパーツが付属」
ジオングの握り拳、ではなく通常サイズの手首が何故か付属。
何故だか本当に分かりません。
ジオング「何か知っている展開と違う」
専用のジョイントパーツでジオングヘッドの浮遊状態を再現可能です。
「当時のパッケージは見てない方向を指さしている不思議な雰囲気があった」
「もう一つの最終決戦」
しっかり描かれたのはプラモ漫画という独自の物でしたが、ア・バオア・クーで激突したのがこの二機だったら、という妄想ができるのもガンダム作品の懐の深さですね。
「今見てもカッコイイ当時のパッケージ」
「パーフェクトラストシューティング」
ジオンの名を冠した機体を撃ち落とす、白い悪魔を葬る、が同時に描かれたラストシューティングはやはり最高に熱いシーンです。
「モデルチェンジ、集結」
という訳でお疲れさまでした。
現在の華やかな食玩シーンにあっては少々地味さがあるかもしれませんが、内包されている遊びに関してはコンセプト以上に仕上がっています。
お店で見かけたらぜひ好きな機体とパーツセットを手に入れてモデルチェンジさせてみて下さい。
確かな遊びごたえを感じられるはずです。
以上「MOBILITY JOINT GUNDAM VOL.1 モビリティジョイントガンダム レビュー」でした
一弾に比べて二弾は正気を取り戻したかのような妥当な内容