レイドバックモデリング

より「ゆるく」立体物で遊びます

SDガンダム クロスシルエット ザクⅡ と クロスシルエットフレーム[グレー] レビュー

スポンサーリンク

f:id:simpL:20180721154951j:plain

 

 SDガンダムクロスシルエットに遅れてきた影の主役、ザクⅡが登場です。

そしてお待ちかねのクロスシルエットフレーム[グレー]も同時にナインナップ。

第二弾となり、キット内容も洗練されてきています。

 

 

f:id:simpL:20180721155225j:plain

「ザクの落ち着く色合いと、アクセントとなるクリアパーツ」

 

 

f:id:simpL:20180721155400j:plain

「ブラックのランナーは例により中途半端なタッチゲート、何で一部だけ……?」

 

 

f:id:simpL:20180721155525j:plain

「付属のBBフレームはグレー。シールはごく僅か」

 

f:id:simpL:20180721155629j:plain

「グレーのクロスシルエットフレーム、当然ながら以前と同じ」

 

 

f:id:simpL:20180721155738j:plain

「完成、武器が一杯でウレシイ」

 

 組み立てはその他のクロスシルエットシリーズと同じく短時間で……と思ったら意外にもバズーカ等が凝った分割で少々時間がかかります。

 

本体はシンプルかつ効果的な設計で色分けを表現しています。

 

 

f:id:simpL:20180721155948j:plain

「背後から見ても破綻無し、せいぜい肘の黒が足りていないくらいか」

 

今回地味に注目したいのは膝が色分けされている点です。

 

シールで済まされてしまいそうな部分ですが、きっちり色分けしたことで、素組みした際に下半身のアクセントとして機能していますね。

 

 

f:id:simpL:20180721160329j:plain

「BBフレームでも体型はきれいにまとまっている」

 

 付属のBBフレームは可動を重視した設計ではないので、ポージングの際には少々窮屈です。

 

しかしSDガンダムとして見たときにはBBフレームの方が違和感が少ないと感じます。

 

 

f:id:simpL:20180721160636j:plain

「ヒートホークはクリアパーツを採用、まいったか!」

 

 個人的にとても嬉しいのがヒートホークのクリアパーツ。

 

過去にはサイズや、そもそも武装としてあまりメイン級ではない?、といった理由からか1パーツで済まされることが多い微妙に不遇の武器でしたが、今回は大躍進です。

 

SDガンダムでもなければサイズも小さい武器なので、無理して分割する気もおきないでしょうし、あのオリジン版ザクⅡでも1パーツでしたね。

 

 

f:id:simpL:20180721161039j:plain

「急にどうした? という細かい分割のザクバズーカ」

 

 何やら今回は武器に力が入っているのか、バズーカも凝っています。

 

グリップ部分が可動し、その自由度も高いのでBBフレームでも問題なく担ぐように構えることができます。

 

 

f:id:simpL:20180721161425j:plain

「三連装ミサイルポッド。目立つ武装ではないが、立体化には恵まれている」

 

 ゲームとかで手こずった方もいるかもしれないミサイルポッドも付属。

 

正直、アニメでどう使われていたかあまり覚えていないのですが、HGUCシリーズでも立体化していたりと、わりと露出の多い武装ですね。

 

 

f:id:simpL:20180721161758j:plain

「ここまででも十分な満足度を持つガンプラだ」

 

 バズーカは腰にマウントでき、フル装備状態でも余剰パーツは出ません。

 

あまりアクションさせるつもりがないのであれば、この1パッケージでも問題ありませんね。

 

 

f:id:simpL:20180721162130j:plain

「最初にランナーを写して以来忘れられていたグレーのクロスシルエットフレーム」

 

 クロスシルエットフレームにいざ換装!

 

 

f:id:simpL:20180721162303j:plain

「だが換装そのものは超メンドクサイ。待て、もう一個あれば……(術中)」

 

 クロスシルエットフレームはこうしてちょっと上から見ると問題ないのですが、少しでもアオリで見ると何だか不安になる体型です。

 

腕と足が延長しているのに、腰が伸びていないからというのもありますが、やはり股関節部分が目立ちます。

 

換装に合わせて腰部分の装甲位置を下げられると良かったのですが。

 

 

f:id:simpL:20180721162642j:plain

「BBフレームでは難しいが、クロスシルエットフレームならスパイクアタックも容易」

 

 肩の引き出し、腕、膝、といった可動を得たザクⅡにとれぬポーズなど無し!

 

股関節部分もクリアランスはとれているので、大きく足を開いたポーズが決まります。

 

 

f:id:simpL:20180721162949j:plain

「例のこんなポーズも余裕」

 

 SDなのにフォアグリップを持ってフワフワ近づいてくるザクⅡ。

 

もしかしたらHGUCのザクⅡよりポーズが決まっているかもしれませんね。

 

 

f:id:simpL:20180721163314j:plain

「ヒートホークは実は使い捨て武装、まぁそれもそうか」

 

 格闘ポーズもしっかりととれます。

 

ここまで書き忘れていましたが、モノアイはアゴの下辺りにあるピンで左右に調整できます。

 

 

f:id:simpL:20180721163532j:plain

「ミサイルポッドは基本的に陸戦装備なので、後半見ませんよね」

 

 ところでキラキラ光るモノアイ、クリアパーツの裏にシルバーのシールを貼る仕様になっています。

 

こうしたカメラ部分を光らせる表現は、メタリックカラーやら何やら無数に存在しますが、結局はこのザクⅡの方式が一番効率的です。

 

まぁ過去色々な人が、色々試した結果なのですが……(遠い目)

 

 

f:id:simpL:20180721164116j:plain

「広い可動範囲を活かしてオリジンのシャアザク撃ちだ!」

 

 ザクⅡのキットはガンダムの次辺りにライナップされることが多いためか、ガンダムのプラモデル的不満点を解決している場合が多いと感じます。

 

クロスシルエットのザクⅡは全体のプロポーションは勿論、フレームへの装甲の保持力、多彩な武装など、確かな進化を感じさせられる内容です。

 

また、さらっと流してしまいそうな、厄介な脚部のパイプ部分など、うまくザクⅡのデザインをクロスシルエット版SD体型に取り込むことも忘れていません。

 

 

f:id:simpL:20180721164713j:plain

「クロスシルエットでも、ジオン驚異のメカニズム!」

 

 凄まじいライナップで始まったクロスシルエットシリーズですが、第二弾では地に足の着いた、それでいて進歩した内容のザクⅡが仲間に加わりました。

 

まだ様子見、という方もいるかもしれませんが、このザクⅡは文句なしにオススメのキットです。

 

ザクⅡのみでも完成された内容ですが可動に興味があるならば、ぜひともクロスシルエットフレームもお手元に。

 

新しい驚異のメカニズムを机の片隅にお迎えください。

 

以上「SDガンダム クロスシルエット ザクⅡ と クロスシルエットフレーム[グレー] レビュー」でした

 

次のゼータガンダム、写真の時点で出来が良い事が分かりますね

コレはきっとスゴイ事になるぞ……!