SD創傑伝の夏侯惇トールギスⅢが完成しましたのでレビューします。
単体でのギミックは控えめながらも元となったモビルスーツの特徴がよく出た堅実な一体です。
「マスク越しに見える目がオシャレなパッケージ」
蒼翔記の序盤で片目を失っていますが、パッケージでは光が入ってどちらともとれるイラストになっています。
「完成」
「背後から」
「ブルーウイングのエース、夏侯惇トールギスⅢ」
創傑伝キャラはフロントスカートが大型のキャラが多いですが、夏侯惇はトールギスなので正面がスッキリしています。
トールギス特有の脚線美もそのままですね。
「導覇砲・豪」
メガキャノンっぽい造形の導覇砲ですが銃口は平面です。
そしてフロントスカートが無いからといって可動範囲が広いという訳でもありません。
「菱刃壁」
シールドは一体形成でヒートロッドとかは付いていません。
クリアなのでそのままでも十分見栄えがします。
「創傑伝のお約束でガンダムフェイス」
トールギスⅢはガンダム顔ではありませんが、恐らくこれは夏侯惇トールギスⅢと夏侯淵トールギスの間でモチーフとして使われていないトールギスⅡの要素を取り込んだものと考えられます。
眼帯のない無傷の目のシールしか付属していませんが、実はマスクが左右非対称のディティールとなっています。
「性格に反してカラーリングにエレガントさがある」
三国志の夏侯惇は気性の荒さで知られますが、創傑伝でも基本的な性格設定はそのままです。
また史実同様、曹操の副官として会社を切り盛りするなど派手さはありませんが必要な役回りを与えられたキャラクターです。
「ウイングメモリ発動」
蒼翔記では少年時代の曹操と共に会社を旗揚げし、また曹操を身をもって守る等、活躍が描かれています。
「導覇砲装着」
なお片目を失った戦闘能力の低下をどう乗り越えるのかといった部分も描かれそうだったのですが尺が足りなかったのか途中でその苦悩は忘れられています。
「完成、導覇刃」
「導覇豪断!」
序盤以降、直接戦闘よりかは事務方としての活躍が主な点も三国志の夏侯惇同様。
しかし蒼翔記では張遼との戦い等、カッコイイ見せ場も準備されています。
「ならばお前もついてくるか? 曹操の描く未来に」
一体ではギミック的には少なく物足りないかもしれませんが、その真価は夏侯淵や曹操との連動にあります。
プロポーション的には創傑伝の中でも上位に食い込むレベルなので、トールギス系列がお好みの方はぜひ組み立ててみて下さい。
以上「SDガンダム 三国創傑伝 15 夏侯惇トールギスIII 塗装レビュー」でした