レイドバックモデリング

より「ゆるく」立体物で遊びます

ミニプラ 全界合体シリーズ01 ゼンカイオー ジュラガオーン レビュー

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 ゼンカイジャーミニプラが早くも登場。

今回は分割二体+オプションパーツという変則的な内容でのリリースです。

 

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「今回はセット版を入手」

 

 

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「天面」

 

 

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「セット箱の中身はいつもの感じ×5」

 

 

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「こっち方が見慣れているので落ち着く」

 

 

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「ゼンカイジュラン」

 

 早速完成……何かを得る為に何かを犠牲にしたかのようなプロポーションですね。

 

メンバーが変身した状態がコレなので、現代としてはかなり思い切ったオモチャデザインに感じます。

 

 

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「ジュランソードとジュランシールド」

 

 可動は腕、肩、足? 他には合体の副産物で多少の表情付けが可能です。

 

基本的には棒立ちが限度なので往年のDX玩具を思い起こさせます。

 

 

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「気合でアクションポーズ」

 

 顔が大獣神そのままですね。

 

 

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「ジュランティラノ」

 

 機界変形は差し替えで再現。

 

近年のミニプラは基本的に完全変形するものが多かったのですが、今回は変形・合体共に差し替えがあります。

 

 

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「つっかえ棒が付属」

 

 横から見ると……思い切ったな。

 

DX玩具は足が開けるギミックがあるのですが、ミニプラには無いので基本的に直立(ほぼ)不動です。

 

 

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「口が開閉」

 

 ジュランティラノ吠える!

 

が、コレは合体ギミックの副産物だったりします。

 

 

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「ゼンカイガオーン」

 

 通常形態は仮面ライダーオーズのカザリにしか見えませんでしたが、こうなると話は別。

 

基本的な構造はゼンカイジュランと同じです。

 

 

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「ガオーンクロー」

 

 構造上の問題ですが、腕を可動させる為には変形後に前足となる部分を一旦引き出しておかないといけません。

 

 

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「ガオーンライオン」

 

 コチラも差し替え、どころか頭部パーツがいきなり余剰になっています。

 

 

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「思い切ったな(三回目)」

 

 角度を限定するというか、さすがにちょっと違和感がありますね。

 

 

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「色分けにお気付きだろうか?」

 

 ガオーンの方が分かりやすいですが、黄色と濃い黄色の二色の成型色に分かれており、情報量が高まっています。

 

このカラーリングは劇中の、特にロボ形態と同じ仕様ですね。

 

 

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「ロボ戦と等身大戦が同時並行で進む」

 

 ゼンカイジャーは今の所細かい整合性を気にせず、ノリと勢いを重視したタイプの戦隊ですが、その中にはこれまでのテコ入れの反省も反映されている気がします。

 

特にロボ戦が同時進行されるのはゴーバスターズで考案された方式で、同様にロボ中心展開を目指していた所も縁を感じる部分です。

 

 

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「ゼンカイジャーのノリの良さにも独自のものがある」

 

 それではいよいよ、全開合体!

 

 

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「ゼンカイジュラン」

 

 

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「ゼンカイガオーン」

 

 

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「ゼンカイオー」

 

 

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「ゼンカイオー ジュラガオーン!」

 

 

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「正統派フェイス」

 

 合体前の言ってしまえば正直微妙な状態から一転、勇者ロボのようなヒロイックなロボが完成します。

 

ジュランの頭部もここで余剰となります。

 

なおゼンカイオーはゼンカイジャー1号ロボの共通名義のようで、ピンクやブルーと組み替えても基本的にはゼンカイオーです。

 

 

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「オプションパーツセット開封」

 

 5番の箱の中身は大人の都合ゼンカイな感じです。

 

この各種パーツをジュラガオーンに組み込んでいきます。

 

 

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「真ジュラガオーン」

 

 足の巨大化、腰延長+回転軸追加、胸部パーツ差し替えでより自然なプロポーションに。

 

これで更に胸にあったジュランとガオーンの片腕も余剰となります。

 

オプションの中で平手は特に良い味出しています。

 

 

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「武装は引き続き同じものを使用」

 

 今更ですが組み立てに関しては二時間程で、二体ですが四箱+一箱あるのでいつものミニプラと大きな差は感じませんでした。

 

 

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「ジュランソードもサイズピッタリ」

 

 シールは多くありませんが貼る位置が複雑だったりするのでカドを合わせて慎重に位置決めしましょう。

 

特に胸のシルバー部分は0.5ミリ程シールが大きいので余白を逃がす方向はジュランとガオーンで一致させておく事をオススメします。

 

 

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「シールドはちょっと小さいか」

 

 合体後の可動は優秀です。

 

可動部を見るとあまり動かなそうですが、実際に動かしてみるとストレスなく動く不思議な構造をしています。

 

 

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「股関節可動は芸術的」

 

 合体の都合上、膝ではなく太腿とスネで可動させて見せるという感じですが、意外と問題ありません。

 

 

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「ミニプラとしては珍しく立膝ポーズが可能」

 

 合体後はプロポーションと可動両面で完成度が非常に高く、合体前が嘘のようです。

 

色分けも合体後は正面にシール部分がほとんどこないので、明らかにゼンカイオー状態が最も見栄えが良くなるように設計されていますね。

 

 

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「フル装備」

 

 ところで近年の技術力なら立体でも二形態と合体位なら破綻なくデザインできるはずなので、ジュラガオーンは先代にはなかったより巨大な合体のパーツになる可能性が高いと思っています。

 

ほら、ガオーン側に使ってない引き出しジョイントとかありますし……

 

 

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「伝統、敵を倒したらカメラを向いて背後で爆発!」

 

 懐かしさすら感じる通常形態に、新時代に相応しい完成度の高い合体形態を合わせてやってきたゼンカイジャーミニプラ。

 

ひとまずは可能性を感じる出だしと言えそうです。

 

合体形態は文句なしにカッコイイのでぜひ五箱セットでの入手をオススメします。

 

以上「ミニプラ 全界合体シリーズ01 ゼンカイオー ジュラガオーン レビュー」でした