SD創傑伝より周瑜アカツキの塗装が終了しましたのでレビューします。
派手なカラーリングだけではなく、ギミックの高い自由度にも注目の一体です。
「パッケージ」
「完成」
「シラヌイパックを大胆にアレンジ」
創傑伝の周瑜はSEEDよりアカツキガンダムが担当。
ガンプラ名は周瑜アカツキでガンダムと付いていませんが、SEED世界には機体名としてのガンダムは基本的にないという事情からです。
「万能銃、百来(ひゃくらい)」
しかし製品としてはガンダムと付いていた方が見栄えが良いのでガンプラ等では〇〇ガンダムと付いている場合がほとんど。
周瑜アカツキというのはむしろ原作に忠実な名称という事ですね。
「専用兵装、不知火(しらぬい)」
ヒャクライもシラヌイも元ネタであるアカツキガンダムの装備名称です。
エフェクトっぽさのあるクリアパーツを組み込んで武装に見立てるのは三国伝の姜維を思い起こさせるギミックです。
「不知火 盾モード」
周瑜アカツキは漫画やアニメでも優遇されており、どちらにも活躍シーンのあるキャラクターです。
特にアニメではきちんと知略を活かした戦いを見せており、周瑜らしさを演出しています。
「持ち方を変える事も可能」
周瑜は美周郎などと呼ばれイケメン設定である場合が多いですが、それは後世の創作によるもの。
三国伝でもゴールドな機体である百式が演者でしたが周瑜アカツキもその流れを引き継いだものと考えられます。
史実では容姿に関しては立派な見た目をしていた、程度の記述しかなく、細かい部分は当然分からなかったりします。
「盾モードのまま背負う事もできる」
周瑜と言えばやはり史実でも創作でも赤壁の戦いにおける火計。
寡兵で曹操率いる大軍を正面から粉砕したのはこの人くらいのものでしょうか。
「剣っぽい形をしていて、普通に持ち手もある」
アカツキガンダムの最大の特徴と言えば黄金の装甲ヤタノカガミ。
成型色でも二色で表現していますが、やはりゴールド部分だけでも塗装すると見違えます。
「実は頭部パーツもスゴイ」
頭部は堂々の16パーツ構成で、SDガンダムでも最大級のパーツ分け。
細かく分割されている為、ゴールド二色だけでもかなり見栄えが良くなります。
フェイスパーツも出来が良く、美周郎の名に恥じぬ完成度です。
「フレイムメモリ発動」
「不知火をエフェクトパーツとしてうまく見立てている」
火計をイメージしたのかコミックワールド含めて火炎放射推しです。
そう言えばアニメでも火計と言えば火計でしたね。
「実際に面識があったのかどうか?」
周瑜は孫策の部下(友達?)という立ち位置だったので孫堅と一緒にいたのかは分かりませんが、創傑伝では同じグループという事で共通のワイルドな意匠が施されています。
「塗装は結構簡単」
ランナーごと二色のゴールドでスプレーすれば半分完成したも同然。
これはミスターカラーのゴールドと、濃い部分には更にクリアイエローを吹いています。
問題の細かいメタリックブルーな装飾ですが、ガンダムマーカーのコスモメタブルーを筆塗りで使ってみました。
発色がやたら良くて驚いたので機会があればぜひ。
「レッドタイガーの参謀」
合体などの連動ギミックには関わっていない周瑜アカツキですが、多彩なギミックと頭部の分割、塗装の簡単さ等、シリーズの中でも独自の味がある一体でした。
創傑伝は塗装すれば大幅に良くなるキャラが多いですが、スプレーだけでもそれが体感できるので、このシリーズの完成度を知りたいという方にも特にオススメです。
以上「SDガンダム 三国創傑伝 23 周瑜アカツキ 塗装レビュー」でした