比較的ゆったり展開のゼンカイジャーミニプラ第三弾はツーカイオー。
リバーシブルで2モードという点が目立ちますが、ミニサイズの双子と合わせて基地遊び的な要素を含んでいる部分も注目です。
「今回も全種セット箱で入手」
「中身はいつも通りだが、パッケージ写真は2種類あり」
「裏面は全て同じ」
「完成」
今回は全4箱で、その内ほとんどがロボ状態の大半を構成するクロコダイオーのものになります。
「クロコダイオー反対側」
ミニプラでも左右で色の違う姿をしっかり再現しています。
シールも少なめでありがたいです。
「カッタナーとリッキー」
SDトピアの呪いでSDガンダムみたいになってしまった人間の双子も極小サイズで完全再現。
頭部は元ネタであるシンケンオーとオーレンジャーロボ(ウイングヘッド)からわりとそのままのシルエットですね。
「双子の胴体部分は同じ造型」
可動部は首、両肩、足首と最低限ですが、表情付けには十分です。
「クロスカイオー&クローリングオー」
クロコダイオーが分離し、双子がそれぞれに搭乗可能です。
ちょっと見立て変形感もありますが、デザインを余すところなく使おうという執念も感じます。
「初期は合体機能がない」
初登場から長い事合体しなかったのですが、それは合体機能は後から改造されて搭載されたため。
いくらその機能が欲しいからって自分が武装として振り回される結果となっているのはゴーカイです。
「クロコダイバズーカ」
双子の武器をクロコダイオーの口に装着して必殺のバズーカ形態へ。
なおこの形態では双子は固定されておらず乗っかっているだけです。
「ここまではプレイセット的な感じ」
レゴのようにミニフィギュア+ビークルというのは世界的にも鉄板な組み合わせですが、リアル頭身の人間が乗り込む戦隊ロボでは稀です。
「ゴックン」
それではいよいよ界賊合体。
特徴的な合体シークエンスの一部を再現する事が可能です。
「飲み込まれたカッタナーが胸から顔を出す」
変形機構そのものはシンプルで、折りたたまれていた足が展開したらほぼ完了です。
「ツーカイオーカッタナー」
「背後。エンブレムが既に露出」
頭部のみ差し替えが必要です。
「あっぱれ!」
脚部の構造が独特ですが、他はいつもの戦隊ロボミニプラです。
ちょっと気になるのは腕になっているリッキーの顔がそのままな点。
これはもう一形態でもケアされていない部分です。
「居合」
「一閃」
一応言っておくと、リッキーの顔も動かしていればそこまでは気になりません。
「烈火大斬!」
自作品以外での出番がやたら多い烈火大斬刀のエフェクト付き必殺技。
武装が刀しかないので中のヒーローに反して戦隊ロボらしいヒロイックな活躍が特徴的です。
「剣と刀」
ゼンカイオーに比べると標準的なデザインですが、あくまで主役を喰わない程度に抑えも効いていてさすがという感想です。
「来い! リッキー!」
この形態では手首パーツが余剰になります。
「ツーカイオーリッキー」
上半身を回転させ、クロコダイオーの頭をそのまま武器腕としているゴーカイな形態です。
頭部の縞々模様はキングピラミッダーから来ているらしく、そう言えばそんなバカデカいロボもいたな……と遠い目ができますね。
「戦闘スタイルが独特」
ガトリングなので遠距離型かと思いきや砲身でぶん殴ってくる、が元ネタ的にはそう間違いでもないややこしい戦い方を披露してくれます。
「超力クラッシュ!」
パーツの構成上、クロコダイオーの頭は正面を向けず、当然肘関節もないのですが、劇中の着ぐるみだと普通に腕っぽい構造なので違和感があります。
「超力バースト!」
もう一つの必殺技は普通にガトリングで射撃。
こちらは劇中通りの構えが可能ですね。
「銃、ワニ、魔法、ボウガン」
ゼンカイオーにはオプションパーツセットが存在しましたが、ツーカイオーにはなし。
実際単体での完成度も高いのですが、明らかに劇中と違うワニ腕部分などはオプションで差し替えられてもよかったかもしれません。
「ミニプラ第三弾の劇中三機目のロボは第三戦力」
ゼンカイジャーはロボの展開がゆっくりで、今回は箱の数もシールも少ないので組み立てカロリーが低めです。
一方で多彩な合体前形態による遊びの幅や、二種のロボ形態など、普段よりプレイバリューは高めとなっています。
この先の合体に使いそうな不自然な場所などもあるので第三勢力と思わず押さえておくと安心できそうです。
以上「ミニプラ 全界合体シリーズ03界賊合体 ツーカイオー レビュー」でした
既にSP版が予定されている……?