久しぶりにミニチュアを組み上げましたので塗装ダイジェストと共にまとめてみたいと思います。
ミニチュアゲームとしてのウォーキャスターはSFテイストと独自のルールを組み合わせた新感覚のものとなっています。
「外来品らしいセンスの光るパッケージ」
「裏面英語!」
「中身も当然英語」
内容はミニチュアの他に、ルールブック・設定カード・ステータスカード・サイファーカード・トークン・ダイスが封入されています。
全部英語なので尻込みしますが、ありがたいことに有志による日本語wikiが存在しております。
「そして衝撃のミニチュア」
かつてはメタルが主流だったというミニチュア業界も今はプラやレジンがほとんど。
その流れに真っ向から挑むようにフルメタルミニチュアが封入されています。
ここから作業台の写真になってしまいますがあしからず。
「マグネタイズに挑戦」
接着して組み上げるだけでも結構重労働ですが、ロボ兵器であるウォージャックには様々な武器が付属しており、装備の変更もゲーム的な華です。
穴を開け、ネオジム磁石で着脱可能なように加工してみました。
「装備完了」
両腕や頭は2ミリの磁石で十分ですが、肩の大型武器は3ミリの物を使用した方が安定すると思います。
今回は磁石が埋まるくらいの位置にしましたが、少し磁石の頭が出ているくらいがガタガタしませんね。
「ここからは塗装ダイジェスト」
パーティングラインを削り、ミニチュアを洗浄したらいよいよ塗装開始です。
黒のプライマーサーフェイサーを吹き、届かなかった部分は筆でプライマーを塗っていきます。
「後は気合で」
「塗っていく」
今回はファレホを中心にアーミーペインター等の塗料を使用しました。
いずれも水性塗料で混色も可能でした。
「ウォージャックを塗る際は新兵器フィンガーパレットを使ってみた」
コトブキヤ謹製のフィンガーパレットは使ってみると作業効率が大幅に上がる優れた逸品。
筆塗装派の方は是非一度。
「完成」
気が付いたら二か月くらい作ったり塗ったりしていましたが、集中して挑めばもう少し早くいくかもしれません。
「早速スターターセットのイカしたメンバーを紹介するぜ」
「レンジャーファイアチーム」
マーチャーは銀河の辺境で巨大な同盟(アイアンスターアライアンス)の支配に抗う勢力。
ファイアチームはその一般兵といった所でしょうか。
「オールドスクールなSF装備」
ゲーム的には頑丈ではありませんが素早く、攻撃の射程も長い汎用性に優れたユニット達です。
戦線の維持、補助火力、拠点確保と忙しい駒と言えます。
「立体物としては結構苦労した」
一番右の女性兵士の足がモロッと折れたり、各部の青白い発行部分など、三体しかいないのに時間がかかったミニチュアでした。
「コアリシュンウィーバー&ハンター」
三体一組ではなく、単独で行動する駒がソロ。
同じくマーチャーなので青い発光部分という難敵を備えています。
「全体的なデザインはファイアチームに近い」
コアリシュンウィーバーはリーダー的な見た目ですが、この部隊のリーダーはプレイヤーであるウォーキャスターです。
ウィーバーはプレイヤーの魔法を中継する存在であり、彼らを通して敵に対して攻撃的な魔法を行使します。
「ハンターは驚愕の性能を持つ狙撃手」
この世界の兵士の平均的な射撃の腕前はダイス4個分ですが、ハンターは6個分。
武器の威力も一段上であり、エリート兵と言って差し支えありません。
一方で防御力はそこらの兵士を下回っており、攻撃されたらまず排除されてしまいます。
プレイヤーの貴重な魔力を分け与える事で身を隠し、射撃の対象にとれなくなるので姿を現すのはここぞという瞬間にしましょう。
「ダスクウルフ」
圧倒的な戦力を有するロボット兵士、ウォージャック。
ウォーキャスターの魔力を分け与える事で何物にも止められない力を発揮します。
「背後とか塗らないから」
今回は黄色という基本色に青でフィルタリングを加えたのでドギツイ仕上がりになってしまいました。
「やられても出てくる斬新なルール」
ミニチュアゲームの悲しいポイントである作ったミニチュアがやられてしまうという現実に大胆にメスを入れたのがウォーキャスター。
たとえ撃破されたとしても緩めの条件で再出撃が可能です。
独自のルールですぐに前線に戻ってきます、むしろ互いに撃破される事を前提とした戦術を展開する必要があります。
「組み上げろ、己のウォージャックを」
スターターセットにもオプションウェポンが含まれており、頭部も変更することで機体の能力のカスタムが可能です。
「ダスクウルフ遠距離装備」
塗っていませんが装備のシルエットが大きく変わって面白いです。
ゲーム的にも新しい戦い方を提供してくれます。
「勝てるかどうかはキャスター次第だ」
ミニチュアゲームはスターターだけだと今一つ地味なゲームになってしまうというのが普通ですが、ウォーキャスターはこれだけで十分派手なゲームとして成立しています。
全編英語ですが有志wikiもあり、意外にも敷居は低いので機会があればぜひ自らのミニチュアと運を味方に戦うミニチュアゲームの世界を体験してみてください。
以上「ウォーキャスター ネオメカニカ マーチャーワールド コマンドグループスターターセット レビュー」でした
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