グッドスマイルカンパニーと連携し、日本へ何度目かの攻勢をかけるゲームズワークショップ。
ローカライズされ作りやすくなったミニチュア達を、事前に入手してあるペンダントセットを中心に使用して塗装レビューをしてみます。
「コレが1BOXに六箱入っている」
「背面。シーズン1より箱が大きくなっている」
「箱の中身はこんな感じ」
箱の中にはランナーがそのまま一枚。
そしてキャラクターを説明するカードと説明書兼ラインナップを載せたシート。
真ん中の招待状みたいなヤツは、本当に招待状。
日本国内のゲームズワークショップ直営店が記されています。
それではランナーをさっと見ていきます……
「1枚目」
「2枚目」
「3枚目」
「4枚目」
「5枚目」
「なぜかシークレット扱いの6枚目」
シリーズ1でもそうでしたが、何故かブラインドボックス仕様です。
箱を開けるまで何が出てくるが分かりませんがボックスで入手すれば全種類揃います。
続けて組み立ててみます……
「組み立てるとこうなる」
「色を塗らなくても精密感あふれる出来」
「小さいながらも迫力の武装」
「相変わらず分割も凄まじい」
そのままでもカッコいいのですが、やはりミニチュアは塗ってこそ。
今回はスピードペイント、各部のベースカラーを塗り分け、薄いカラーで陰影を付け、ハイライトは程々に……という感じを目指して塗装していきます。
「戦いの舞台は作業台に移る」
とりあえず、黒のサーフェイサーを吹いた後、装甲色の赤を塗っていきます。
赤を塗り終わったら、この時点で陰影をつける為にシェイドで全体に塗ります。
「装甲色を集中して塗っていく」
シェイドで一段トーンが落ちたので、元と同じ色をドライブラシで塗っていきます。
その上から明るい赤をドライブラシ、更に白を混ぜた赤をドライブラシします。
三色以上の赤が乗ったので、装甲の陰影がはっきりとしました。
「装甲が終わったら武装や胸飾りを進める」
続いて黒の部分を同じように進めていきます。
黒 → グレーのドライブラシ → シェイド → グレーのドライブラシ と進める事で(ややこしいですが)同じ色でも少しずつ変化をつけていく事ができました。
あと、そろそろ足元も塗っておきましょう。
「装飾をちょいちょいと塗っていく」
あとはゴールドや布、銀色の飾り等を塗り、そこもシェイドをかけていきます。
目やセンサーなど、細かい場所が多いのではみ出さないようにしたいですね。
……私は当然はみ出したので、水を含ませた爪楊枝などで軽くこすって落としたりしました。
「仕上げをしたら完成!」
目やセンサーにグリーンのシェイド、銀部分の明るいドライブラシが済んだら、いよいよ完成です。
手際が悪かったので思ったより時間がかかった印象です。
事前にもう少し予定を考えていたら、もう少し早くできるかもしれません。
「ブラザーファエロ、サニュクトゥス」
足元とか超適当だし、はみ出しも結構あるにも関わらず、それっぽく見えるのはミニチュアの出来とシタデルカラーの性能のお陰。
「ブラザーエディリウス、マエクルス」
今回は全てヘルメット装着状態で完成させました。
全ミニチュアに素顔状態のパーツが付属しているので、お好みで組み上げましょう。
「ブラザーサージェントヴィクトリノ、ブラザーキャプテンドナート」
この二人はリーダー格なので装飾が多く、装備も特別な感じ。
キャプテンドナートはさすがに正面からマントを塗ることは難しいので、ばらして塗り上げる事になります。
「進軍開始」
「ペイントセット付属のブラザードラーゴも合流」
旗を持っているドラーゴは先行してお試しに一人だけ塗装したので、他の人たちと仕上がりが若干違います……
一体一体作れば、自身の進歩を確認する事も出来ます。
「気に入っているポイントその1」
腰から下がっている装飾が上手い事塗装出来ました。
「気に入っているポイントその2」
爪(ライトニングクロウ)は青のシェイドを流してあるので、かすかに青く見えます。
そしてエディリウスの肩のあたりにある盾のような装飾、その真ん中にある赤い部分は別で仕入れておいたシタデルカラー「テクニカル」を使用!
キャンディ塗装のようなキラキラ感を実現!(実際キャンディ塗装)
あれ? 気にっているポイントが努力じゃなくて運良く塗れたみたいな所ばっかりですね……
「背後もきちんと塗ってある(一応アピール)」
「一番大変だったのはやはりキャプテン」
「装飾が多く、マントも塗装には厄介だった」
「だが終わってみれば、またこのキャラクターを塗装してみたくなる」
「集結、ターミネイタースカッド」
出来るだけ手をかけないスピードペイントではありましたが、我ながら納得のゆく完成度になりました。
やはり自分で組み立て、全塗装を行うと愛着もひとしおです。
上で塗装工程をメモしましたが、実際難しくはなく、誰でも納得のゆく完成に持って行けるハズ。
特に「沢山塗る」というのはミニチュアの本分。
皆さんもこの特異な外来プラモデルのフォーマルな楽しみ方を味わってみて下さい。
以上「ウォーハンマー40,000 スペースマリーンヒーローズ シリーズ2 レビュー と 実践、スピードペイント」でした。
彼が活躍する小説も和訳。手元にあるのですが(ミニチュア作ってたので)まだ読んでいません……