創傑伝の趙雲ダブルオーの塗装がようやく終わったのでレビューしてみます。
毎度の事ながら塗装が大変ですが、ダブルオーらしいヒロイックなプロポーションにSDの煌びやかな装飾が合わさり、まさに三国志主人公格の趙雲といった一体です。
「パッケージ」
バイクの分大きめの箱で、サイズ感は呂布シナンジュなどと同じです。
「完成、長かった……」
スプレー塗装が失敗した! 一旦引いてリカバリーだ! 了解、トランザム!
みたいな感じで塗装を続行しました、平にご容赦を。
「背後とか塗らない見えない聞こえない」
ちょっと見えにくいですが背中にウインドメモリが刺さっています。
「ドラゴンズウォッチ随一の実力者、趙雲」
見た所、董卓が一番大変 → いや張遼だった → 呂布が最強 → どれも趙雲に及ばぬ。
と徐々に塗装難易度が上昇してきており、私程度の実力では趙雲ほど難しいとかなり適当な仕上がりになってしまいます。
「武装は二本の槍」
短い方が瞬光、長い方が閃光です。
モチーフは見たままGNソードⅡでしょうか。
「各部のデザインに華があり、主人公にも見える」
体中のGNコンデンサはSDになっても健在で、グリーンの配色がアクセントになっています。
一応メタリック顔料をグリーンに混ぜて塗装したのですが、少々輝きが足りませんね。
00系列の機体はコレが見せ場なので素直にメタリックカラーを使うのが王道ですが、普通のカラーで塗ると光の関係で暗くならないので逆に目立つ場合もあります。
「一番塗装が大変なのは左右の太陽炉、通称タケノコの部分」
ダブルオーそのままなシルエットの太陽炉周りですが、しっかりとした凹モールドがない所に塗料を乗せる部位が渋滞をおこしています。
タケノコ周辺に限らず本体部分でもそれが多い点が塗装難易度の高さに拍車をかけています。
「モチーフは素のダブルオーガンダムか」
ダブルオーガンダムといえば支援機のオーライザーと合体しダブルオーライザーとなった状態が近年では標準ですが、趙雲ダブルオーは素の状態。
太陽炉から伸びているマント(?)はGN粒子かGNシールドといった雰囲気です。
「趙雲は三国志ゲーム作品で主人公的な扱い」
三国志正史や演技よりもゲーム三国無双でパッケージを飾ったのが印象的です。
特に三国志作品への入門が無双であった人には趙雲=主人公の図式が結構強めに刷り込まれていると思われます。
創傑伝でも同様に高い人気を持つ主役機であるダブルオーを当てていますね。
「龍爪閃!」
ウォーズマンのアレみたいな意外なモーションの必殺技。
ドラゴンズウォッチ随一の実力で初見のBUG(大)の片腕を楽々貫く活躍を見せるも、その直後に不注意で退場となるという、ネームバリューに反した唖然となる展開を見せました。
「愛車が到着」
SD三国伝では馬付属の大型キットだった趙雲、その流れを踏襲したものと思われます。
なお当時の趙雲はV2ガンダムでした(馬の名前は飛影閃)。
「碧竜駆」
ワンオフみたいな設定ですが造型的にはトリニティバイクに竜の頭部っぽいパーツを被せたものです。
呂布の赤兎馬の際は全て塗ったのですが、車体中央の円状の部分や凹モールドの部分はシールでも良いかと思って今回は貼ってみました。
「ハンドルは完全にない」
「ウインドメモリをセット」
「趙雲ダブルオー、碧竜駆、出る!」
竜っぽい頭部の横にせり出している部分で手を隠して何か握っている感じに出来ます。
余談ですがこの趙雲と碧竜駆は同じブルースプレーを使用しており、趙雲は白サフ、バイクは黒サフで下地塗装しています。
同じ青だと一体感が出ますが、別の青にすると違う物質で作られている感を演出できそうな気がしませんか?
ミニチュアなどではよく使われる手法ですね。
「押し通る!」
趙雲ダブルオーのコミックワールドは三国伝の真趙雲とほぼ同じ内容。
真じゃない方のコミックワールドは「押し通す!」というセリフもあったります。
「龍激導!」
竜爪閃はバイクに乗っている状態だとパワーアップします。
じゃあバイク乗って戦えよ一話!
あ、龍激導は三国伝趙雲の必殺技です。
「ショク・エリアの守護者、ドラゴンズウォッチ」
最初に劉備を作った頃は豪華な見た目に驚きましたが、趙雲はもう更に後期主人公機みたいな印象ですね、その通りなのでこの例えはちょっと微妙なんですけど。
ダブルオーライザーという設定もあるので付属品がバイクではなくオーライザー的な合体できる支援機でも面白かったキャラだと思います。
「長期計画で完成させろ!」
本体だけでも大変なのにバイクまであるので、塗装して完成させるにはある程度の覚悟が必要です。
基本塗装はラッカーで頑丈に施し、後は水性塗料で一日一色入れていくなど、長い目で見てやっていきましょう。
最後になりますが劉備との合体にパーツを使うので、その点もご注意下さい……
以上「SDガンダム 三国創傑伝 07 趙雲ダブルオーガンダム&碧竜駆 塗装レビュー」でした
呂布と趙雲を下した私なら他はもう楽勝やろ(フラグ)。