ウォーハンマーの世界観を持つ独立したボードゲームの一種、アンダーワールドシリーズより九賢の瞳を塗装しました。
スナップフィット方式ですが相変わらずクオリティの高い造形です。
カード等の内容物も含めてサラッとレビューしてみたいと思います。
「パッケージ。エキスパンションの表記の心躍る」
「ただコレだけ見たのではサッパリな裏面」
「内容物はコチラから」
「ランナーが二枚付属」
「付属のカード」
内容物は以上です……シンプルな構成ですね。
カードには世界観やキャラクターの設定なども少しだけ掲載されていたりします。
ゲームとしてはこのカードの中からプレイヤーごとにデッキを作成し、専用ダイスとマップ、そしてミニチュアで戦うようです。
「早速組み立ててみよう」
「スナップフィットでガッチリ固定される」
「複雑怪奇なパーツ分割は注目ポイントの一つ」
「あっという間に完成」
パーツ数こそ少ないのですが、造形は細かく情報量の多いミニチュアに仕上がっています。
一応コレだけでアーミーが完結しているので試しに作ってみて、そのままフルサイズのゲームに投入できるのもお手軽な点です。
では続いて塗装に移ります……
「なお塗装工程は」
「ダイジェストで」
「お送りします」
「完成直前」
結論から申し上げますとコレ塗装するの大変でした……
特に金色の縁取りがこう、まぁ上手くいきませんでした。
時には「こんなもんでいいか」と満足するのも大切という事を思い出させてくれます。
「出撃、九賢の瞳」
でも塗ってみると良く見えたりするものです。
皮膚や炎、鎧などが混然一体となった造形物を塗るのも新鮮で面白い体験でした。
「全てを見通す者ヴォルテミス」
このウォーバンドのリーダーであるヴォルテミス。
化物然とした容貌ですが、知性も感じさせる不思議な造形です。
背景情報と他のキャラクター説明を読むと、何だか苦労していそうな中間管理職的ポジションであることが浮かび上がってきます。
「ク=チャリク」
ク=チャリクは強大な剣士ですが、ヴォルテミスには嫌々従っているようです。
剣の柄頭に付いてる青い宝玉部分にテクニカルカラーを使用したのですが、うまい事ツヤツヤした感じに仕上がったのでお気に入りです。
「トゥーロシュとナルヴィア」
二人はそれぞれお互いを出し抜こうと考えており、いち早く秘宝を自らの物とすべく画策しているようです。
たまにはヴォルテミスの事も考えてあげて……
「ブリムストーン・ホラーとブルーホラー」
ヴォルテミスによって召喚される使い魔のような存在。
ギスギスした当ウォーバンドの中では一服の清涼剤である。
ブルーホラーは塗るのが簡単なわりに良い感じに見える、出来る逸材です。
「台座も少し重ね塗りしてみた」
石畳の下に魔力が渦巻いているような造形なので、折角なのでそれを目立たせるべく塗装してみました。
予定通り足元がグリーンに光って良い感じになったので一安心。
……ミニチュアの塗装って大体予定が狂うから貴重な経験でした。
「色々な角度から」
「ここまで肌色を塗ったのは初めてかもしれない」
「当然ながら時間がかかったのはこの二体」
「単純な配色でもはみ出さないように塗る為、一筆一筆慎重になる」
「この二体は逆に塗るのが楽だった」
「苦労しただけ愛着のあるミニチュア達となった」
時間こそかかりましたが新鮮な経験となりました。
実際、金色の部分は一瞬諦めかけたりしたのですが、終わってみればそこそこ塗れていたりしたので、まずは手を動かしてみることが重要ですね。
ゲーム用のミニチュアとしても一箱で全て揃うので、その点でもオススメです。
以上「ウォーハンマー アンダーワールド ナイトヴォールト 九賢の瞳 塗装 レビュー」でした。
他にも様々なウォーバンドが
ボードゲーム扱いなので手に入りやすいですね