レイドバックモデリング

より「ゆるく」立体物で遊びます

スーパーミニプラ 電光超人グリッドマン レビュー と スーパーミニプラのベーシックアイテム

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 SSSS.GRIDMANも話題となる中、原点である電光超人グリッドマンがスーパーミニプラに参戦、早速レビューしてみます。

基本に忠実な、スーパーミニプラにおける標準的かつ組み立て安いアイテムとなりました。

 

 

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「(一応)外箱」

 

 

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「四箱入っており、パッケージは全て同じデザイン」

 

 

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「グリッドマンのランナーを見ていく」

 

 

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「ランナーにも塗装済みパーツがあるスタイル」

 

 

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「普通の塗装済みパーツも多め」

 

 

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「①グリッドマン」

 

 

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「②サンダージェット」

 

 

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「③ツインドリラー + オプションセット」

 

 

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「④ゴッドタンク」

 

 

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 「グリッドマンの可動範囲は広い」

 

  時代を先取りし過ぎた設定と、熱いデザインでコアな人気のある元祖グリッドマンですが案外立体化には恵まれていませんでした。

 

今回のスーパーミニプラ版は広い可動範囲と組み立てやすさ、そして完成度を併せ持つ決定版とも言える内容です。

 

 

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「プラズマブレード」

 

  特に肩は大きく引き出せるようになっており、力の入ったポージングが可能です。

 

 接地性も高く、これまでのミニプラの経験がフィードバックされている感じです。

 

 

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「バリアーシールド。時代を感じる響き」 

 

  グリッドマンのストーリーは既に記憶の彼方に……

 

思い返されるのは大昔、デパートで見た旧玩具の鮮烈な格好良さである。

 

 

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 「なおブレードとシールドは柄頭を一回外して装備する形式」

 

 

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「電光雷撃剣グリッドマンソード。えらい物々しい名前」

 

 シールドの……シールド部分?を付け替え、ブレードを合体させた大型武器。

 

ギミックとしては剣と盾が合体して大型武器になるという珍しくもないもの。

 

しかしそれぞれの柄が収納されず(普通どちらかは隠される)むき出しの為、単純にデカくて迫力満点です。

 

 

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「ライトニング・サンダーボルト!(劇中未使用)」

 

 

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「多くの敵を撃破した必殺のグリッドビーム!」

 

 グリッドマンはアクションフィギュアとしての完成度も高く、一箱で十分遊べる内容です。

 

続いてアシストウェポンを見ていきます。

 

 

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「アシストウェポン集結」

 

 

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「この状態での可動ギミックなどは特になし」

 

 各種アシストウェポンはゴッドタンクの砲身が動く位で、他に目立ったギミックはありません。

 

 

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「細かいラインは大体シールで再現」

 

 

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「意外にどれもコンパクトでアシストという自分の分を弁えたサイズ感」

 

 

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「ランディングギアは外してもよかったかも」

 

 

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「雷神合体」

 

 

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「合体雷神ゴッドゼノン」

 

 三機のアシストウェポンが合体してゴッドゼノンに。

 

濁点が沢山入った上に神とか付いてる名前がもう超強そうですね。

 

 

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「背中は背負いものが結構目立つ」

 

 強そうな名前とは裏腹に、せり出していない肩や細い膝関節等、あくまでサブキャラである事を忘れていない佇まいです。

 

 

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「グリッドマンとはサイズ差がある」

 

 グリッドマンを喰わないデザインでありながら、大きさで自らを主張する事は積極的にしている、最近見ないバランス感覚の優秀な一機です。

 

……色合いが特撮というよりトランスフォーマーみたいですよね。

 

 

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「というかもう、顔が……」

 

 いや顔まるっきりコンボイだろ!

 

と思って調べてみたら「コンボイのイメージ」でデザインされているとか。

 

なる程、ならいいか。 

 

いいのかなぁ……?

 

 

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「可動範囲はミニプラとしては珍しく狭い」

 

 可動もうデザイン上仕方ないのですが、腕とかは普通だとしても、膝はあまり曲がらず、当然腰も動きません。

 

それでも出来る限りの可動は盛り込んでおり、股関節の工夫で足を前にだすことが出来たりします。

 

 

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「しかし足は大きく広げられる」

 

 ギリギリの可動ですが、どっしり構えたポージングは可能なので実際の所それほど不足は感じません。

 

グリッドマンの横に堂々と置いておきましょう。

 

 

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 「時代を感じる良い意味のオモチャっぽさが魅力」

 

  ここ最近はどこかデザインにもリアリティを求める傾向があると思いますが、ゴッドゼノンは往年のトランスフォーマー感すらある大らかなデザインです。

 

 それでいて細かいディテールを持つ味わい深さがあり、このスーパーミニプラ版はその魅力を見事に切り取っています。

 

 

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「超神合体」
 

 

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「合体超神サンダーグリッドマン」

 

 いよいよ最終形態、サンダーグリッドマンへ。

 

全てのアシストウェポンを纏った重量感ある姿です。

 

 

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「意外にも背中はゴッドゼノンの余りブロックで占められる」

 

 

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「全部載せだが全ての能力が高くなっている訳ではないシブい設定」

 

 アシストウェポンの力を結集し、圧倒的な火力を得てはいるが、動きは鈍くなってしまっています。

 

だからという訳ではありませんが、可動範囲も大きく狭まっています。

 

 

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「グリッドマンソードを装備可能。この姿で使ったっけ?」

 

 腰と股関節、膝周りはそうでもありませんが、やはり上半身は可動しにくくなっています。

 

まぁ見れば分かるという話ですが……

 

 

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「接地性とかは普通に優秀」

 

 合体後のプロポーションの為に、グリッドマンは肩関節にサポートパーツを噛ませるのですが、この為に腕ごと外れやすくなっています。

 

 

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「肩の外れやすさに対処する方法は以下の通り」

 

 1 とりあえず肩を一回外してしまう。

 

 2 外した部分に先にポーズを付ける。

 

 3 上半身の装甲を外さないようにしながら元に戻す。

 

 

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「さすればこんな感じになる!(嘘)」

 

 ……いや手順は嘘ではないのですが、まぁ写真は外した肩を肩装甲の中に置いてみたものです。

 

ただ置いてるだけなので保持力はゼロですが、飾る分には問題なかったりします。

 

 

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「スーパーミニプラ版グリッドマンはギミックの塊」

 

 優秀な可動範囲を持つ素体(グリッドマン)+合体ロボ(ゴッドゼノン)から、さらにそれらが合体して鎧を着た巨大ヒーロー(サンダーグリッドマン)になるという信じがたい程厄介な案件をプラモデル再現した熱意には頭が下がります。

 

また、どれもスーパーミニプラの標準的な完成度を越えるものであり、特に組み立て安さの面で優れていました。

 

ミニプラレーベルのファンは勿論、グリッドマンシリーズやプラモデルのファンにもオススメな逸品です。

 

それではちょっと最後に……

 

 

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「独りじゃない」

 

 

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「いつの日も、どこまでも」

 

 あのキャッチコピーがツボだったのです(単純)。

 

SSSS.GRIDMANも独特な雰囲気の作品なので、お時間があればぜひ。

 

以上「スーパーミニプラ 電光超人グリッドマン レビュー と スーパーミニプラのベーシックアイテム」でした。

 

 

スーパーミニプラシリーズも増えてきました

そろそろガンプラのような手に取りやすい形式で展開してくれると嬉しいのですが