今回はアメイジングヤマグチシリーズよりブリーディングエッジアーマーアイアンマンをレビューしてみようと思います。
遊び応え満点の内容で、ブロックトイ的側面を持つ極めて大掛かりトイとなっています。
「大きめのパッケージ」
「アメコミテイストな裏面」
「今回は付属品からご紹介」
この花びらのようなパーツはフラップパーツ。
これらをボディのいたる所に配置されたジョイントによって好きに装備させることが可能です。
「続、付属品」
エフェクトやウイング、汎用ジョイントも完備しています。
「ベースはfigmaに付属しているものと近い質感」
その他スタンドと予備のジョイント、ジョイント外しまで付いています。
「いよいよ本体」
キャンディ塗装による美しいメタリックレッドと明るいゴールド。
そしてアクセントに配置されたブルー……目を引く綺麗なフィギュアです。
「アーマーだが筋肉質な造形」
本来装甲に覆われている体ですが、アーマーそのものが筋肉をイメージさせるアレンジになっています。
「HGガンダムと比較」
フィギュアとしても大きめでガンプラで言う所のMGくらいのサイズがあります。
「言うまでもなくヒーロー着地は可能。造形担当がこの人ならば当然か」
アメイジングヤマグチのヤマグチ……山口勝久氏を知らない人はフィギュアが好きな人では少数派でしょう。
とらせたいポーズから逆算し、フィギュアを斜めに分割して可動させる山口式可動に思い出のある人も多いと思います。
「適当に動かしても腕のラインが自然になる」
実はこのアイアンマンも氏が担当しているリボルテックに属しているらしいです。
最近では少々影が薄いリボルテックですが、かつては月に新作が何個も発売される可動フィギュアの一番槍でした。
「汎用ジョイントを介してミサイル射出を再現」
なおこのブリーディングエッジアーマーアイアンマンにはリボルバージョイントは使用されておりません。
本体はかなり扱いやすくなっており、可動にクセが無いので遊んでいて快適です。
「各部可動は考え抜かれた設計によるもの」
スネは左右に可動して自然な脚線美を演出し、肩はジョイントがかなり上に存在して広い可動域を確保しつつ、胸アーマーを二重構造にする事で装甲の動きを表現……と工夫を挙げればキリがありません。
「フラップパーツで好きにアレンジしてみる」
最高クラスの品質のこのフィギュアに弱点があるとすれば、ジョイントの硬さでしょうか。
組み換えをウリにしていますが、本体以外のパーツのジョイントはかなりタイトです。
この写真のフラップパーツの組み換えも普通にやれば指がしっかりと痛くなるくらいには硬めでした。
「レーザーブレード発振」
手首の装甲パーツを丸々付け替えてレーザーブレードにする事も出来ます。
この際説明書通りに「手首のジョイント」を外さずに手首の装甲パーツだけ外そうとすると破損しますのでご注意あれ。
「そしてリボルテックには必勝法がある」
パーツの付け替えはそのままやると死ぬほど苦労しますが、ドライヤーやお湯などで温めるとすんなりいきます。
この点はアクションフィギュアとしてみると微妙なのですがリボルテックは元々固定フィギュアを可動式にした、という設計思想の違いがあるのでこちら側でも工夫をしてみましょう。
「ウイング展開」
アクション面をまとめると、かつてのリボルテックと比べるて本体に関してはとても扱いやすくなっており、しかしギミック面ではかつてと同等、といった感じでしょうか。
「説明書の組み換え例、やはりドライヤーは必須」
今作はアイアンマン×組み換えというのが新鮮で、そのギミックで遊ばなくても単体のフィギュアとして完成度の高いものになっています。
ギミック面を考えるとアクションフィギュアに初めて触る、という人にはさすがにオススメ出来ませんが圧巻の造形・塗装・可動はやはり魅力的と言えます。
「リパルサーレイアメイジングバースト!」
アメコミヒーローであるアイアンマンをケレン味の効いた姿で打ち返してきたアメイジングヤマグチアイアンマンブリーディングエッジアーマー。
ファンならずとも機会があればこの造形美をお手元で堪能してほしいと思います。
以上「アメイジング・ヤマグチ 013 アイアンマン ブリーディングエッジアーマー レビュー」でした。
厳選されたキャラクターを立体化、今だと逆に追いかけやすいですね。