装動ではなくSHODOにフォーカス。
Xへとリニューアルされ早10弾という、こちらも息の長いシリーズです。
久しぶりに触った所、彩色済み可動フィギュアとしての完成度に驚きました。
なおバイクは入手できなかったのでレビューできませんあしからず。
「パッケージはキャラごとに違う」
「裏面も」
「SHODOにもパーツセットがある」
「今回はコレが無いとハイパーカブトが困る」
「基本的なセット内容」
本体と足に装着してスタンド替わりにも出来る手首パーツホルダー。
シンプルかつムダのない構成です、カブトは右手が多くて一個保持できませんが。
「背中までメタリック塗装」
ギラギラしたメタリック塗装が目を引きます。
ディティールも背中までしっかりと再現されています。
「天の道を往き、全てを司る」
CHANGE BEETLE!
私は平成一期ライダーではカブト推しではありますが、ぱっと見で思わず入手してしまう程完成度が高いです。
「可動範囲も広い」
対象年齢が高い為か、装動と違い細かいパーツや軟式パーツが採用されています。
カブトだと角や手首、肩装甲~首回りの装甲一帯、までが軟質素材ですね。
「……ライダーキック」
SHODO名義ではカブトは二回目の立体化です。
過去の弾はうっかりシークレットのダークカブトを当ててしまい結構困ったのですが、今回はそういうのはナシです。
「居合のような回し蹴り」
カブトは平成一期の中でもある種カルト的な人気があり、そのスタイリッシュなアクションシーンは今なお輝きを保っています。
「残心」
シリアスなメインシナリオを持ちながら、一方でギャグ回も多く、ライダー作品でも屈指のレベルのイケメン達が変な事を一年やり続ける、一見無法地帯ながら終わった後には納得感がある不思議な作品、それがカブト。
「カブトクナイガン(ガンモード)」
拡張パーツにはカブトクナイガンが収録されていますね。
汎用兵器みたいで他のライダーも同じ型を使用しています。
「カブトクナイガン(アックスモード)」
分かりにくいですがアックスモードは刃の部分がちょっと大きく造形されています。
なお素材はプラなのでフニャフニャした感じはありません。
「カブトクナイガン(クナイモード)」
SHODOは武装類に関しては塗装されているかどうか安定しません。
カブトクナイガンは黒一色ですが、しっかりと塗装されている武器を持つライダーもいますし……劇中でどれだけ使われたかとかで判断しているのでしょうか。
「お隣の装動さんと」
値段的にはSHODOの方が大分安いというのが微妙に納得できませんが、製品の対象世代が大きく違うというのは特徴の一つ。
最新ライダーを高い安全基準で追う装動と、歴代ライダーを大人向け基準で展開するSHODOといった所でしょうか。
「お前達、食玩の力を侮っている」
今ハイパーゼクターが……その前にスーパー1に。
「人の夢の為に生まれた。この拳……この命はその為のものだ」
私スーパー1さんに関しては仮面ライダーSPIRITSのこのワンシーンしかしらないエアプです……
「背中、昭和ライダー感」
「カブト同様、シルバー塗装がギラギラでステキ」
実際には調べる努力すらしていないのでエアプ以下ですが、フィギュアとしては塗装面積も多く、干渉する鎧などもないので遊びやすいです。
どういう訳か足首接続のジョイントの切れ込みが甘く、足首を傾けるのが不得意です。
「ファイブハンド」
拡張パーツはファイブハンド。
かつてのSHODO昭和ライダーのように腕で差し替える為、手首で分割がないスタイルです。
「手の表情はそれぞれ違う」
「これはエレキハンド……ではなくレーダーハンド」
「要はフォームチェンジみたいなものか」
ポロリする事もなく、スムーズに差し替えられるのでストレスがありません。
腕の印象もがらりと変化するのでこれはこれで楽しいです。
「俺は既に未来を掴んでいる」
「ハイパーキャストオフ」
おまちかねのカブトハイパーフォーム。
全体的にマッシブになっており、関節もより素直に可動します。
「赤ではなく銀の面積が増えている」
手首なども差し替えやすいように調整されています。
「わりとこの状態でも戦った」
通常のカブトの時点でチート級の能力ですが、更にその能力を押し上げたのがハイパーフォーム。
全力全開は予算的な意味で厳しいのか結構この状態で戦闘していた印象です。
「このゴールド塗装を見よ」
天から特に何の説明もなく降ってきたワーム絶対コロす剣。
その後もロクな説明がなく他のライダーの変身アイテムを強制的に引きはがして合体させ必殺技へと繋ぐが皆仕方なさそうにしている、それがカブト。
「ランナー状態で塗装されているので切り離すと一部成型色がでる」
なお他の人から変身アイテムを奪わなくても普通に使えるは使える。
「ハイパークロックアップ……!」
「出てきて即2回披露した」
胸と肩装甲、四肢のパーツを差し替えてHyper Clock Up。
知っていても食玩とは分からないレベルです。
「オールゼクターコンバイン」
何かイマイチ色合いやバランスのせいか三つのゼクターが合体しているように見えませんがパーフェクトゼクター最終形態です。
「羽、展開」
知らなかったので調べてみたのですが、この羽、名前ないんですね……
取り付け方としては背中のパーツを取り外して羽の付いた別パーツを取り付けるという、完全な差し替え形式です。
「マキシマムハイパータイフーン」
どんなものでも吹っ飛ばせる最強必殺技。
内容は実際カブトを見てもらうとして、フィギュアとしては楽しいからとあまり大きく剣を振りかぶると肩装甲の銀色の部分がポロリするので接着してしまうのもアリかもしれません。
「マキシマムハイパーサイクロン」
射程100㎞を誇る最強必殺技。
相手はタイフーンでもサイクロンでも死ぬが、サイクロンは間の100㎞もついでに壊滅します。
100㎞は鈍行列車なら二時間近くかかる距離で、具体的には東京から栃木くらいです。
「そしてこれらの技は設定上ハイパークロックアップと共に使用できる」
クロックアップは自分を時間ごと早くするという単なる高速移動技とは一線を画すものですが、ハイパークロックアップの前には普通のクロックアップはスローに過ぎず、あとコンビニ行ってくるみたいなノリで時を越え過去や未来に行きます。
設定が強すぎてチートという言葉の方が霞む、それがカブト。
「おばあちゃんが言っていた」
ハイパークロックアップ天の道。
平成一期イチオシのカブトですが、かなり記憶もおぼろげなので今一度視聴してみるのもアリかもしれません。
「ハイパーキック」
ハイパーフォーム初回ライダーキックは飛び蹴りでした。
ライダーキックは一個前の作品のものを超えるというコンセプトがあるようですがハイパーカブトは普通のモーション、しかし貫禄が違いますね、まぁ響鬼はライダーキック技ありませんが。
「Hyper Clock Over」
スーパー1には申し訳ないレビューとなっていますが、どれもフィギュアとしての完成度は高くまとまっています。
ハイパーフォームは拡張パーツが無いと物足りませんが、逆にパーツがありさえすれば天の道へと導いてくれます。
久しぶりにお試しで入手したら驚きの連続だったSHODO-Xなので、ぜひ多くの方(ならびにカブトファンに)触ってみてもらいたいです。
以上「SHODO-X 仮面ライダー10 レビュー カブト、大人向け食玩シリーズでハイパーフォームへ」でした
過去のSHODOを踏まえている為か独特なラインナップですよね……