ヘキサギアにアーリーガバナーが参戦。
発表当初より話題のガバナーが遂にお手元に届きましたね。
早速その自由度を遊びながらレビューしてみたいと思います。
「撮影環境が新しくなったのでボックスも十全に映るぞ!」
「タミヤのミリタリーミニチュアのような色合い」
「グレーとブラックをしっかり色分け」
「パーツ数はオプションがあるのでガバナーとしては少々多め」
「ハンドパーツのランナーにヘキサグラムも引っ付いているので注意」
「豊富なパーツがセットされている、とは本来こういった意味である」
組み立てはオプションを含めて三十分ほどです。
細かいパーツやハンドパーツが多めなので床に落したりしないようにご注意あれ。
なお今回は彩色済みのパーツはありません。
「久々の普通体型だが、より自然なプロポーションに進化している」
「一方で、全体の構造そのものに大きな変化はない」
全体の構造は一部のランナーを共有しているアーマータイプと同じですが、関節の渋みが強くなっていたり、関節部の処理などがグレードアップしています。
「比べてみようアーマータイプ」
やはり足首の処理は大幅に進歩していますね。
設定的にはガバナー最初期の姿という事もあって、デザイン上の差別化も出来ています。
「可動範囲は相変わらず十分なもの」
今回はガバナーキットに多用していた軟質パーツはなしです。
それだと腰の柔軟性に問題が出そうなものですが、うまくクリアランスをとっています。
こうして立膝のポーズなどはもはや当たり前のように可能です。
今やホントに当然の如くですが、このサイズで柔軟なポージングが可能なのはスゴイことですよね。
「現行ミリタリー感のあるオプションパーツも見どころの一つ」
チェストリグを装備し、バックパックを背負えば一息にミリタリーの風が吹きます。
バックパックは組み替えも可能で、自分好みにキャラクターを作り上げることができます。
頭部や武器も多彩なのでハンドパーツと合わせてじっくりと遊んでみましょう。
「頭部は五種類付属、どれも個性的」
五種類もある為か、いつもは塗装済みパーツの頭部は今回は塗装ナシです。
ごく狭い面積なので、筆などでさっと塗ってしまえば済みますが、後日ラインナップ予定の「アーリーガバナー密林戦仕様」では塗装済みで封入されるようです。
「フル装備で突き進め!」
ナイフやハンドガンも身に着け、アサルトライフルまで装備した重武装。
ヘキサギアと共に進軍し、交戦もこなすプロフェッショナルな趣です。
「ブルパップライフル+チェストリグで軽快に決めろ!」
実際サバイバルゲームなどで腰の周りに何か付けると大変動きにくくなりますが、見る分には背負いものが無いと軽そうに感じます。
なおガバナー用スタンドは付属していませんが、あるとアクションの幅が広がるのでオススメだったりします。
「この多彩なハンドパーツが目的、という方もいるのでは?」
狙いすましたかのようなハンドサインを出すことが可能!
立体物ではありそうで無かった感じですよね、ハンドサイン。
アーリーガバナーの雰囲気にはピタッとハマっております。
「サブマシンガンで切り込め!」
どの姿で火器を構えても様になるのはサスガですね。
このままリアルなミリタリー物に寄せた改造をしても面白いかもしれません。
「ハンドガンで応戦!」
足首がスカスカしていないので、地に足の着いた射撃ポーズを決めることができます。
芸コマな点として、銃を抜いた後のホルスターが挙げられます。
コトブキヤって、たまにこういう異常な点に拘りますよね(褒めてる)。
「抜刀! ナイフアタック!」
コチラも雰囲気のあるコンバットナイフ。
抜いた後の鞘パーツが付属しており、コレも異常な点に拘っている例。
そしてナイフアタックはサバイバルゲームフィールドでは禁止されている事も多いのですが、コレは模型には関係ない話。
「キャラクターメイクが終わったら出撃だ!」
やはりヘキサギアではガバナーと大型機が並んでこそ。
という訳でここからはバルクアームαと並べてみます。
言うまでもありませんが、バルクアームαはアーリーガバナーには付属していません。
「かつてはこの組み合わせがヘキサギア世界の標準だった」
アーリーガバナーは設定上、アーマータイプ等、つまり現代のガバナーの先祖に当たる装備です。
同じく旧式であるバルクアームαと共に、戦いの初期に活躍したため、アーリーという名前なのでしょう。
しかしそれだと現代のガバナー達と並べられないのでは?
「心配は無用だ!(現代のアーリーガバナーより)」
アーリーガバナーに付属のイメージカードによれば「今でもこのアーマーを使っているガバナーがいる」。
このたった一言で他のガバナーと並んでも正当だと言うことができる……
こうした設定面での細やかな気遣いがヘキサギアシリーズの一番良いところなのではないかと最近思っています。
「あなたの参戦を待つ!」
ここまでのSF然とした印象から、路線のガラリと変わったアーリーガバナーですが、基本的な可動や見た目の自由度など、確固たる個性を打ち出しています。
人気のバルクアームαと合わせるのもピッタリなので最初のガバナーとしてもオススメです。
とりあえず一体あれば、この備忘録の更新が大幅に遅れる程度には遊び続ける事が可能(実証実験済み)。
何かの縁と思ってぜひ一度このキャラクターメイクを体験してみて下さい。
以上「ヘキサギア アーリーガバナーVol.1 レビュー」でした。
アグニレイジをもってヘキサギア1stシーズンは完了し、次なるシーズンへ!