プログレスボディは正式展開を控えるエヴォロイドに先駆け、モデリングサポートグッズ名義でリリースされた、いわば第ゼロ弾。
共通となるコアの構造や、標準搭載の変形ギミックなど、期待を感じさせる内容になっています。
「パッケージ」
今回はモデリングサポートグッズ扱いなのでキャラクター性は薄めな箱ですね。
「完成」
本体と銃のみというシンプルな構成です。
組み立ては一時間ほどですが、コトブキヤ製プラモデルとしては驚異の短さです。
「正面」
今回は完全なパチ組ですが、胸と腰に赤色のシールも付属しています。
「背後から」
バックパック周辺はボールジョイントなので触っていると勝手に動いてしまいます。
「頭身に反してやたらカッコイイフェイス部」
クリアグリーンのバイザー内側にカメラアイの造形があり、しっかりと目立ってくれます。
「可動とギミックを司るのは3㎜ジョイントの集合体であるコア」
コアは基本的な可動の他にも肩を大きくせり出せたり、それ自体が大きく形を変えて変形ギミックも担当するなど、今回注目のポイントです。
「SDガンダム先輩と」
最新SDガンダムラインである創傑伝の劉備ユニコーンと比較するとバランスはかなり近いですね。
「アクション!」
全体的に軸可動が目立ちますが、足回りはボールジョイントで接地面は問題なしです。
「見立て遊び」
角(?)を引っこ抜いて拳銃に見立てたりMSG的な懐の深さはこの一箱に十分に含まれています。
「だが他のMSGシリーズがあるともっと楽しい」
ガンブレードランスを引っ張り出してきて装備させてみました。
手は3㎜穴しかないのでこのランスを握るには別の手首を用意する必要があります。
「腕に直接装備」
もっとも体中ジョイントだらけなので無理に持たせる必要性は薄いかもしれませんが。
「合体、ガンブレードランス! 最大出力ッ……!」
MSGのグレーと成形色が同じなので一体感があり、無塗装でも遊びとして楽しいです。
「モード変更」
「ギゴガゴゴ」
「翔べプログレスボディ」
ロボットモードからジェットモードへ武器以外差し替えなしで完全変形。
「かなり大胆にパーツが移動する」
両足が本体を挟み込むように配置される等、SD等身とは思えない複雑な変形を見せます。
「武器は背中の辺りにおもむろに刺さっている」
航空機は機体の薄さの演出も重要かと思いますが、腕部分はSDだからか割り切った位置にあります。
「全体的には小さくなっており、それらしいシルエットになっている」
「キャノピーは開閉可能」
エヴォロイドがどういうスケールと設定なのか詳しく分りませんが、搭乗口があるならヘキサギアのガバナーみたいな感じで可動フィギュアを用意してくれませんかね(無理難題)。
「飛翔」
「旋回」
「変形」
「撃て! プログレスボディ!」
頭身は低くともアクションや変形など、独自の魅力があるプログレスボディ。
エヴォロイドに向けて仕上げてきており、コアの可能性という意味ではまだまだ真の力を隠している印象です。
SDガンダムが好きな方には間違いなくオススメですが、いきなりフレームアームズは……という人にも簡単かつ拡張性のあるプラモデルとして楽しめるものになっています。
以上「M.S.G モデリングサポートグッズ プログレスボディ レビュー」でした
エヴォロイドはどこか懐かしいデザインに注目(というかもう中の人がオモロイド)