気が付けば2018年も年越しシーズン。
一年間お疲れさまでした。
ここではこの備忘録と作った物と今年のホビーシーンを勝手気ままに振り返ってみたいと思います。
さて、師走の慌ただしい時期まで、この最果ての備忘録を覗いているネット世界の冒険者の皆さま、お疲れ様でございます。
自分の為に始まったこの備忘録ですが、これまでに想定を(遥かに)越えて多くの方に見てもらえたようで、コレは適当な事は(ちょっとしか)書けないぞ……とビクビクしております。
私が増えすぎた積みプラを押し入れに移民させるようになってから、まぁ結構な時間が過ぎていました。
事態を重く見たので、知人のアカウントに間借りする形でブログを開設し、自分へのプレッシャーとしてこの備忘録が始まりました。
えー、ブログそのものの振り返りと状況は以上です。
では早速プラモやらを振り返っていきます。
四月はガンダムビルドダイバーズが放送されて、ガンプラというジャンルそのものが大いに盛り上がりました。
ガンプラとして見れば、過去のキットに追加パーツを加えるという方式が慣れ始め、元キットの良さを活かした優秀なリデコキットが展開された印象です。
「ビルド」のテレビシリーズもビルドダイバーズで三作目なので、ガンプラを題材にしたアニメやリデコキットが上手く受け入れられているという事ですね。
また今年はフルメタルパニックの放送もあり、四月の新年度からガンプラ以外のキャラクターもプラモデルも活発でした。
アーバレストはしっかりと練り込まれたつくりで、ファンにも納得の逸品と言えます。
五月に登場したマジンカイザーはキャラクター物のキットではありますが、内情はアクションフィギュアに寄せたもの。
見栄えとコストカットを意識した設計で、今後もこういった系統のプラモデルは増えてくると予想されます。
リーオーは今までのガンプラにはない新しい設計で全世界に感動を届けました(大げさ)。
通好みの機体ではありますが、初心者から上級者までオススメな会心のガンプラです。
話題のキットの他、積んでいたプラモデルを作っていたようです。
アサルトバスターがマスターグレードになったのでプレイバックしてみました。
「ツイッターのアイコンに使う程度には満足しているジャスティス」
お手軽にリアルグレードを作ろうと思い立ち、そしてお手軽にデカール地獄を味わったジャスティスガンダム。
リアルグレードはクリアスプレーとスミ入れだけで信じられないレベルの完成度になるので、年に一度は仕上げたいものです。
そうこうしている内に六月、彼らが帰還する……!
六月にまさかの復活を果たしたゾイドは間違いなく今年のハイライトの一つ。
プラモデルのようにランナーに収まっているのではなく、化石のようにパッケージに埋まっているという遊び心と設定が噛み合ったシリーズとなりました。
このゾイドワイルドシリーズはモデラーならば作って動かしてみる必要がある。
そう断言出るクオリティとプラモデル体験です。
お正月休みにもぜひぜひ。
同月にはSDガンダムも復活!
ゾイドとSDガンダムとか、私にはどちらかに肩入れなぞ出来ぬ!
等と混乱気味の嬉しい月となりました。
等身の切り替えや、カメラアイの交換等、各種ギミックも完備の新時代のSDガンダムシリーズとなっています。
色分けも大幅に進化していますね。
その守りを一切考えていない強気なラインナップにも度肝を抜かれます。
ナイチンゲールって……今見ても攻めすぎですよね。
七月に入ってもSDガンダムは勢いを止めず、食玩として展開。
合体後の不満はあったりしますが、一体一体の完成度は今の食玩環境に合わせたハイクオリティなシロモノでした。
食玩といえばミニプラ、といった雰囲気もあるのでまとめて振り返ってみました。
毎度無理難題を解決しながら、様々なギミックと可動を両立するこのシリーズを楽しみにしています。
八月、歴史に残るレベルの猛暑で、その中組み立てたアストレイノーネイムは無条件で思い出深いガンプラです。
多彩なギミック、劇中での印象的な活躍、何より中二なデザイン、と多くの人の心をガッチリとキャッチした話題の一機でした。
零丸はパイロットまでガンプラ化予定の人気の機体。
SDなので表情豊かにストーリーを彩ってくれました。
ガンプラとしてはリアル形態への変形ギミックを持ち、かつてのSDガンダムシリーズで時折表れたギミックがいかに進化したのかを確かめる事ができます。
夏も終わるという中、後半主役機であるダブルオースカイが登場しました。
安定感、武装の派手さ、可動範囲、全てに優れたまさに主役といった完成度。
ビルドダイバーズシリーズでオススメなガンプラと言えばまずはコレです。
「RKF、RIDER KICK'S FIGUREが丁度良い出来」
九月からはRKFシリーズが展開し、そのお手軽さゆえに手を伸ばしていました。
手軽なだけでなく、完成度もボーイズトイとしては高水準で、各種ギミックも再現している等、侮れないシリーズです。
以前よりもサイズは小さくなっているので、ここにもコストカットの影を感じます。
鮮烈な初登場から月日は流れ、FAガール・メガミデバイスは完全にジャンルとして定着しました。
2018年はそれが更に浸透していった年だったと感じます。
こちらはゲームとのコラボ。
活発なコラボや、怒涛の新製品から考えてもやはり好調なのは間違いないようです。
バンダイもガンプラで同じことを模索中で、また他社の参戦も発表されており、このジャンルは更なる拡大が予想されます。
個人的なイチオシシリーズ、ヘキサギア!
個性的なデザインの大型機に、小サイズのフル可動フィギュア。
それだけで無限に遊べる訳ですが、各種ジョイントと装甲を組み合わせ、オリジナルの機体を作り出せる……マジメに取り組むと廃人まっしぐらなプラモデルシリーズです。
今年も好調にラインナップを増やし、超大型のヘキサギアも参戦してきました。
人気の程が伺えますね。
年内で第一シーズンは終了し、来年からは第二シーズンに移るとのことで、来年も楽しみです。
ムーンガンダムはその完成度から驚きの声が上がったガンプラでもあります。
新作漫画の主役機なので、物語的な意味では静かな感じですが、組み立てればコレがただ単行本の発売に間に合わせただけのガンプラではない事が分かります。
個人的には、ムーンガンダムは今年のベストHGガンプラです。
十月にシタデルカラーのセットを手に入れ、気合を入れて筆塗りをしていました。
日本ではポピュラーなラッカー系ではない文法で塗装していくのが楽しく、結構力を入れて塗装していました。
絵画的な方式で塗装していくので、慣れた人ほど新鮮に感じると思います。
また、シタデルカラーが大手量販店でも取り扱いが開始され、より手に入れやすくなったもの今年の話題の一つですね。
十一月はスーパーミニプラグリッドマンに沸いた月でした。
今年も様々なスーパーミニプラが登場しましたが、グリッドマンは可動・変形・合体をバランスよく取り込み、更に組み立てやすい完璧な内容でした。
もちろん戦隊ロボの出来も良く、新たな挑戦として単体のロボも手掛ける等、これからも目が離せないシリーズです。
エクストラフィニッシュと発光ギミックでアクションフィギュア級の見栄えになるULTRAMAN。
ここまで遊びやすい発光ギミックは久しぶりです。
発光ユニットそのものがデカくて可動しにくい等の不満はあったりしますが、飾るという遊び方においては一石を投じる出来ではないでしょうか。
撮影環境を新しくした十二月ですが、組み立てたのはアーリーガバナーのみ。
ちょっと色々ありまして……
私が作っていないだけで、プラモデル世界では様々な注目すべきキットが登場しています。
例えばモビルドールサラとか、ヘキサギアのアグニレイジ、美少女プラモ関係も武器や素体等、実に多くの立体物が市場に投下されました。
私も一年で多くの立体物に触ったつもりでしたが、振り返ってみるとそうでもありませんね。
しかし来年も気ままにプラモデルを作るという点では特に変わる予定はありません。
……え? 詰みプラがどうなったか?
いやほら、新しいヤツから組み立てるでしょう?
……そんな事より今作っているモノの話をしましょうか。
「今はコレをせっせと塗ってる」
以上をもって年末の挨拶と代えさせて頂きます。
新年もまた、あなたも私も良き立体物との出会いがある事を願っています。
今年もお疲れ様でした。
それでは、年末年始のエモノにお戻りください。