今回はいよいよリリースされた装動ギーツをレビューします。
なお入手したのはギーツ勢のみなのでリバイス勢は出てきません。
「開幕、デザイアグランプリ」
「ギーツ&タイクーン、エントリーレイズフォーム」
黒一色でいわば丸腰の状態であるエントリーレイズフォーム。
基本的なデザインはマスク部分以外まで共通ですが、人によってマフラーがあったり布が装備されています。
「各種アクセサリーは複数キャラにまたがって封入」
ギーツエントリーレイズフォームにはレイズバックルを装着したドライバーとマグナムシューター40Xライフルモード、タイクーンエントリーレイズフォームにはマグナムフォーム用マスクとレイズシールドとレイズハンマーが付属しています。
マグナムシューター40Xハンドガンモードの「え? ウソ? 未収録?」みたいな声がうっすら聞こえます。
「いきなりだが注意点」
装動ギーツ共通の注意となりそうですが、ドライバー下から股間の辺りに伸びてるラインはシール再現で、足の可動と干渉してシールが損傷してしまいがちです。
写真でも既にやってしまっていますが、シールの位置を気持ち高くすることで対応できそうです。
「ARMED SHIELD」
バトルロイヤルゲームで言えばまぁ普通のレア度の武器であるレイズシールド。
何か最近どこかで見た気もしますが転生前はフォーゼのシールドモジュールですね。
劇中では使用すると装甲も装備されますが今回は武器のみの収録です。
「変身!」
「MAGNUM」
ギーツの特徴と言える多彩なフォームチェンジを装動では組み換えによって再現。
デザイアドライバーの中心にあるライダーコアID用のシールも付属していますが、フォームチェンジ時の矛盾を避ける目的で貼っていません。
「シールも少なめで嬉しい」
一弾という事もあってか塗装もしっかり施されており、特にマスク部の赤などは効果的に機能しています。
「装備にギミックなどは無し」
前述の通りマグナムシューターハンドガンがまさかの後回しなのでギミックはなしです。
ギーツのマフラーは基部から外せる他、ボールジョイントで表情付けも可能です。
「BOOST」
「ブーストフォーム」
レア装備であるブーストレイズバックルを装着した姿。
「基本フォームなのにお目にかかる機会が少ない」
レア装備ゆえにゲーム中に拾わないといけないので中々登場しない形態です。
フィギュア的には側面のバイクのマフラー的な部分のシールがぐるりと一周して貼るタイプなのでジョイント部と角を合わせて貼らないと失敗しがちです。
「世にも珍しいタヌキモチーフのライダー」
赤いきつねと緑のたぬき…ってコト!?
ライダー作品ではカップ麺小道具として兄貴の塩、弟の味噌、疾風の豚ラーメンなど、ちょいちょい出ているのでコラボはありかもしれません(?)
あとたぬきの肉はまずいと聞きますが一回は食べてみたいですね(??)
「こちらもレア度普通の武器、レイズハンマー」
何か最近どこかで見た気がするレイズハンマーですが転生前は鎧武のドンカチですね。
こちらも劇中では装甲がありますが武器のみの収録です。
「タイクーンマグナムフォーム」
ギーツは登場時点である程度完成したライダーなので、成長要素などはタイクーンが一部引き受けていますね。
「タイクーンブーストフォーム」
タイクーンの足に巻いてある緑の布はゲーム中の運の値を高めるという実は超重要な装備。
異様なブーストレイズバックル入手率はその為か、あるいは日頃の行いか。
「いつかこんな日も?」
なおタイクーンは四話時点で今回の写真の形態にはどれ一つなっていません。
「印象は違うが造形は全く同じ」
デザインは造形上でも基本的にまったく同じです。
ですがタイクーンの布部分等、専用の造形で作り起されている部分もあります。
「DUAL ON」
という訳で、ここからがハイライトだ。
「BOOST & MAGNUM」
「仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォーム」
今回のメインであるギーツマグナムブースト。
塗装とシールのバランスも良く、さすが主人公の基本形態という完成度です。
「肩のシールは注意に従った方が安全」
肩のオレンジのラインは向こうでも台紙からはがしにくく、かつ貼りにくい事を理解しているのか真ん中から剥がそうという注意があり、何ならピンセットの仕様も推奨したいくらい細いです。
「サイズの小ささを感じさせないディティール」
リバイスを経て進化した装動はプロポーションもより人体に近くなりました。
特に股関節の処理は自然ですね。
「可動の自由度も高い」
肩・手首・股関節は引き出し可能となっており、より広い可動範囲を実現しています。
「アーマードガンもまさかの再現」
てっきりオミットされると思っていた両腕のアーマードガンも差し替えで再現しています。
「銃口の造形もあり」
再現してくれて嬉しいのですが、小さいパーツなのでポロリしてなくさないように注意しましょう。
「リボルブチェンジフィギュアと比較」
リボルブチェンジフィギュアも良好なプロポーションですが、変形機構を内蔵しているので装動に比べると崩れて見えてしまいますね。
組み換えでフォームチェンジを再現する装動と、変形遊びに力を入れたリボルブチェンジフィギュアで、しっかりと棲み分け出来ており、今年はキャンディトイとボーイズトイで良い関係を築けている印象です。
「BOOST TIME」
「マグナムブーストグランドビクトリー」
広くなった可動範囲の力でライダーキックポーズもより滑らかなものになりました。
「さぁ始まるぞ、新しい装動が」
いつも通りフィギュアとして高いクオリティで、かつフォームチェンジを可能な限り、面倒の少ない組み換えで再現する装動ギーツ。
一年追いかけるのに十分期待できるシリーズだと感じます。
後は手に入れやすくなってくれれば文句ないのですが、その点は状況の経過を見守りたいですね。
・開封動画
動画見てもらえて嬉しいのですが後から見たら組み間違いあって震えるんですよね