レイドバックモデリング

より「ゆるく」立体物で遊びます

ウォーハンマー40,000 スペースマリーンヒーローズ シリーズ2 ベーシックペイントセット レビュー と 言うかご紹介 

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 時折ミニチュアだけ塗っている孤島のミニチュアゲーマー(ゲーマー?)なのですが、日本向けに設計されたセットが良かったのでご紹介させて頂きたく……!

 

 

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「まずシタデルカラーが沢山入っており、筆もあり……」

 

 

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「一体のスペースマリーンターミネイターアーマー(ベアラー)と……」

 

 

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「特製ブックレットがセットになっている」

 

 このペイントセットの何がスゴイのかと言うと、単純に価格がとても安いのです。

 

セットは5000円ですが、シタデルカラー一本が約550円で、それが12本入っており、更に筆まで付属しています。

 

ミニチュアは一体ですが、それも800円程するので、まぁ単純にオトクな内容という事ですね。

 

 

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「ベースカラー。下地というか塗装の基礎となる塗料」

 

 セット内の塗料は全て水性なので「オトナの事情」があるモデラーにもこの時点でオススメです。

 

「12本もいらないだろ、ミニチュア的に」と思うかもしれませんが、いるんですよコレが。

 

というのも日本の模型とは塗装のお作法がまるで違うためです。

 

 

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「シェイド。ベースの上に塗る半透明の塗料」

 

 例えば日本の場合、白なら白を綺麗に均一に塗るのが一般的。

 

ガンダムの装甲などはそれはそれで正しいのですが、ミニチュアだと物理的に小さく、均一に塗ってしまうと質感がでなくなります。

 

その為、シタデル(※)はシタデルペイントシステムを開発して、誰でもお手軽に質感を演出した塗装ができるように、塗装方法をメソッド化しました。

 

※どの会社がペイントシステムを作ったとかは大変なので割愛します。

 

 

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「レイヤー。ベース → シェイド → レイヤーと塗っていくのが基本」

 

 海の先で日本とは全く別の進化を辿った「塗装」の作法を、一箱で体験できるのがこのペイントセットの良い所です。

 

当然、初めて海外の塗装方法を試すのに塗料だけ渡されても困りますので、ブックレットで丁寧に塗り方の説明がなされています。

 

 

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「滅殺者。ターミネイター。マスクと素顔を選んで組み立てられる」

 

 敵か味方が分かりにくいのですが、この人は人類の比類なき守護者です、一応失礼のなきように。

 

スナップフィットなので1分くらいで組み立て完了です。

 

 

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「日本の誇るガンプラと比べると……やはり小さいな!」

 

 ガンプラとミニチュアの塗装方式が違うのも無理はないというサイズ差ですね。

 

不思議な事にミニチュアの塗装方法はガンプラにも転用でき、いわゆる「MAX塗り」等はミニチュアの塗装の思想に近いものです。

 

 

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「このサイズにこのディティール」

 

 ただ組み立てただけですが、一応軽くパーティングラインは削ってあります。

 

小さいだけあって、ガンプラだと目立たない部分が目に付きますので、目立つゲート跡などもヤスリをかけておきたい感じでしょうか。

 

 

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「ところで初見だとミニチュアの世界観が異様に見えるはず」

 

 「そこは、戦争だけが残された暗黒の遠未来」

 

というキャッチコピーが示す通り、ダークSFな感じなのですが、しかし旗を持っていたり、各部の飾りが中世の様だったりと異様な雰囲気です。

 

この複雑な世界観に魅了されているファンは世界中におり、ここで説明しだすといつまでもペイントセットの紹介が終わらなくなるので気になったら調べてみて頂きたい……

 

 

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「ペイントセット付属の練習用ミニチュアとして安心して塗ってみよう」

 

 完璧にやろうとか思うと一生塗装できないので「失敗してもいいや」位の気持ちで塗るのが一番です。

 

本格的な塗装に入る前にサーフェイサーがあるとより安心でしょうか。

 

 

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「作業台に移り、黒のサーフェイサーを施した。いざペイントの時」

 

 シタデル製の下地塗料もありますが、そこは別に日本製でも問題ありません。

 

……サーフェイサーの話とかはまた次回にしましょうか。

 

では私も塗装に入りますので、また今度お会いしましょう!

 

セット付属のミニチュア、彼の仲間たちもラインナップ!