SD創傑伝より孫堅ガンダムアストレイが完成しましたのでレビューしてみます。
大量に採用されたクリアパーツ、後発との連動ギミックなど、見どころの多い一体です。
「パッケージ」
配色は大方再現できていますが、各部のブルーや前垂れの赤等々細かい部分は塗装する必要があります。
本レビューはザックリと塗りましたが塗り忘れも多いのであしからず。
「完成」
各部にまんべんなくクリアパーツが配されています。
パッケージイラストでは赤の部分もクリアレッドで表現されており、立体の方が煌びやかに見えるという珍しい状況が発生しています。
「背後から」
三国志演義では孫堅には猛虎という異名もあり、創傑伝の孫家男性の皆さんはアストレイ+虎といった意匠で共通となっています。
孫堅を演じるのはアストレイゴールドフレーム天で、左右非対称な姿などが特徴的です。
なお何故か娘はストライクルージュで、ガンダム的には原産国から違う感じになっています。
「立神・骸ノ神器、装備」
腰アーマーが普通のサイズなので可動は普通です。
塗装するとき厄介な前垂れの「孫」ですが、シタデルカラー等の水性塗料の上にタミヤのスミ入れ塗料でなんとかなりました。
背中の装備は、演者であるアストレイゴールドフレーム天の禍ノ生太刀をイメージしていると思われますが、マウント状態のシルエットはレッドフレームのタクティカルアームズに近いですね、折り畳みの方向は逆ですが。
「立神はデバイス機能付き、孫堅付属のタイガーメモリを装填」
刀型武器の立神と骸ノ神器は孫家に伝わる、いわゆる伝説の装備。
後々リリースされる孫家のキャラクターとの連動ギミックを搭載しており、単純な構造ながら様々な形態に変化します。
「ゴールド+クリアパーツで豪華絢爛」
孫堅は三国志においては早期に亡くなっており、地味な扱いを受ける事が多いのですが創傑伝公式コミックの焔虎譚では主役を務めています。
蒼翔記における曹操程ではありませんが、しっかりとスポットライトが当たっています。
なおSD三国伝では演者はゼフィランサスでやはりすぐに退場、キット化も最後半でコンパチ仕様という扱いでした。
「神器発動、牙の相」
「號虎怒流撃」
二つの神器が合体させて放つ孫堅の派手な必殺技。
三国伝を知っている為か孫堅の扱いが良いのが嬉しいです。
「いずれヤツとは……」
三国志演技では劉備よりも早く曹操と邂逅する孫堅。
創傑伝でも劉備・曹操とは別のスタイルで個性をアピールしています。
キットとしても他キャラクターとの連動要素が密接であり、スキの無い逸品として仕上がっています。
直接ギミックが連動する孫権・孫策・孫尚香が気になる方は事前に作ってみてはいかがでしょうか。
以上「SDガンダム 三国創傑伝 05 孫堅ガンダムアストレイ 塗装レビュー」でした