装動セイバー4弾は中間フォームが集結した決戦回。
一部キャラクターは塗装面積も大幅に増量されており、通常弾ながら特別感があります。
「セイバー クリムゾンドラゴン」
やや遅れて登場の主人公ワンダーコンボ。
増えた装備に予算を取られて少々色合いが安っぽいです。
「中間フォーム登場後もちょいちょい活躍」
造形的には不足ない仕上がりで、塗装するとかなり良くなりそうです。
やはりというか、何回貼ってもドラゴンの目の部分のシールが上手く貼れません。
「ワンダーコンボ三剣士」
多大な努力と使用後の負担を要するワンダーコンボかつ三名で、一応基本フォームであるジャアクドラゴンを一斉攻撃する容赦のない第一部後半戦。
そして撤退しましたが特に影響はなかったカリバーも大概です。
「順序を変更して、変身!」
ソードオブロゴスの若き剣士、剣斬もラインナップ。
デザインが良い感じにライダーっぽくなくて新鮮です。
「双刀分断!」
セイバーは変身アイテムが常に剣ですが、剣斬はそれが分離するという個性的なもの。
ちょっと見た目が分厚いのでオモチャっぽいですが、変身者の性格と上手く一致している印象です。
「モチーフは見た目通り忍者」
体の各部に白い排気口のようなディティールがあったり、マフラーがあったりと「速さ」を演出しています。
「翠風速読撃! ニンニン!」
変身者のキャラクター造形は作品の中でも印象的で、強さに拘る姿勢と、それ故の危うさが入り混じったものになっています。
必殺技は双刀を再度合体させた手裏剣モードで放つ事もありますが、装動では柄が無い為手裏剣に見えませんね。
「前弾から腕を借りてきて、忍者ぶた3」
ソードオブロゴス最強の剣士でも苦戦するデザストを、よりにもよって討ち取ってしまった形態。
これがガンダム作品だったら絶対増長を招きます。
「楽しかったよ!」
スッキリした体型と複雑なカラーパターンを上手く再現できている一体で、今回は他が派手過ぎて相対的に地味に見えますがオススメです。
「私が行こう」
仮面ライダースラッシュ ヘンゼルナッツとグレーテル。
フォーム名がやたらと長いベテラン剣士でメカニックです。
「シールが……多い」
今回はスラッシュと剣斬はやたらとシールが多く、ドラゴニックナイトとジャオウドラゴンの割をくった感じでしょうか。
「作劇上の役割の多いキャラクター」
序盤は裏方として控えめで内気なメカニック、剣の修理が完了してからは冷静な戦闘支援キャラ、第二部からは強化フォームを基本フォームで圧倒する熟練剣士、と役割の遍歴が華麗なスラッシュ。
「剣士(銃)」
聖剣の銃モードが印象に残りますが、変身時の流麗なポーズや、静と動が入り混じるバトルアクション等、お菓子の家という佇まいからは想像できない渋い活躍を見せています。
「ソードオブロゴス」
劇中の剣士集結がようやく再現可能になりました。
10人以上のライダーが登場する事が名言されているので、まだまだ増えそうです。
「水勢剣、流水に誓って!」
仮面ライダーブレイズ キングライオン大戦記。
それすなわち砲撃の戦士、という事で半分聖剣の事を忘れているフォームなようです。
「新たな意匠が配さたブレイズ」
バイザーから装甲まで、姿が一新している中間形態です。
ファンタスティックライオンでは驚きの青さでしたが、デザイン上青が深くなり、メタリック調の成型色が上手く機能しており重厚感があります。
「キングライオンカノンは重要な役割を果たした」
ある意味急に出てきたフォームですが、世界を救うという難事業に貢献し、敵の真の目的を破壊する事で実質第一部最終決戦の決定打となりました。
「ライオンモードはどうなる?」
話題のゾイド形態、ライオンモードへ……は無理。
さすがの装動スタッフもライオンモードへの変形は諦めたみたいですが、キングアーサーしかりどこかで収録したそうな雰囲気を感じます。
「私は真理を手にする」
カリバー ジャオウドラゴン。
並べてみると、銀の拘束が解かれ黄金の鎧が解放されたような感じでしょう。
「マントがあるので可動は大幅に制限される」
マント内側や体の黒とゴールドが塗装済みで気合が入った内容です。
ちょっと分かりにくいですが月闇の中央にあるラインの色が変更されています。
「ライドブックは飛び出す絵本」
注意しないといけないのはライドブックのシールです。
強く押し込むと中央が破けてしまうので、ふんわり貼り付けておく位が安心です。
「誰も逃れられない……!」
各種設定は軽く無敵で見物です。
第一部ラスボスなのでその貫禄は十分、装動でも気合を入れて再現しているのが分かります。
「仲間がいるから戦える!」
セイバー ドラゴニックナイト! すなわち、ド強い!
変身音声がもう色々重なって集中できない豪華な内容で、しかし現れるのはシンプルなカラーリングの中間形態。
「腕に装備がある点はキングライオン大戦記と共通」
今回の予算の大部分をくっているであろうシルバー塗装がキレイです。
公式で豪語している通り確かにシールはほぼありません、そういえば製品説明ページでシール貼りを煩わしいと一刀両断していますが、いいんですかね……?
「基本的に剣はそのまま」
最初は剣が変わらない点を気にしていましたが、案外気になりませんね。
設定はジャオウドラゴンとは別方向で無敵で面白いです。
「神火龍破斬……!」
賛否あるセイバーのシナリオですが、エスパーダがカットインされる演出は熱いものがあったと思います。
なお装動ドラゴニックナイトの左手は持ち手ではないので黄雷を持たせるには適当な黒いハンドパーツが必要で、写真では通常セイバーの手と交換しています。
「Dragonic knight」
こうなってくると神獣ブレイブドラゴンが欲しかったりしますが、食玩では難しいか?
RKFでは立体化されていますが、装動側ではアプローチしてくるのか楽しみです。
長くなったのでこの辺りでお休みします、また次の弾でお会いしましょう。
以上「装動 仮面ライダーセイバー Book4 レビュー 装動セイバー中間フォーム決戦」でした
やはり一回で6人出てくるのは作るのが若干キツイ気が……