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より「ゆるく」立体物で遊びます

SO-DO CHRONICLE 仮面ライダー鎧武 レビュー 鎧武、圧倒的なクオリティで装動へ出陣

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 装動クロニクルに仮面ライダー鎧武参戦。

大幅に向上した可動とスタイルを引っ提げて、装動大人向けブランドのレベルを一段階以上押し上げています。

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「パッケージは全て専用のもの」

 

 

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「裏面も同様」

 

 

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「呉島兄弟も初期フォームの頃は良かった……」

 

 

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「全体的に黒が配されたシックな箱デザイン」

 

 

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「「「「変身!」」」」

 

 改めて見ても鎧武はカッコイイ上に面白いという秀逸なデザインです。

 

デザイン内にフルーツを完全に取り込んでいて芸術的ですらあります。

 

 

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「セット内容」

 

 基本的な仕様は四人とも共通です。

 

本体、武器とベースの他、8個のハンドパーツが付属しています。

 

 

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「背後もしっかり色がある」

 

 横の丸っぽいパーツはアームズ無し状態の後頭部です。

 

複眼もブランク状態のものが付属しており、変身最中や変身中に気絶させられてしまったシーンを再現できます、する人は少なそうですが。

 

 

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「花道、オンステージ!」

 

 主役、仮面ライダー鎧武。

 

目立つ部分は塗装されており、そのクオリティはフィギュアーツにも匹敵しています。

 

スーツ本体の紺のメタリック感まで成型色で再現しています。

 

細かい点ですが無双セイバーは腰のホルダーにきちんとマウント可能です。

 

 

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「進化した可動性能」

 

 装動セイバーでも大幅にアップグレードされた可動面ですが、大人向けの装動クロニクルという事もあって更に向上しています。

 

 

 

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「滑らかなポージングが可能」

 

 やはり目立つのは腰と首の根元がボールジョイントになり上体の屈みや反りを表現できる部分です。

 

 

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「関節の処理も違和感が少なくなっている」

 

 肩の付け根部分もセイバー同様の前後可動が可能ですが、内部に組み込まれており肩がはずれるという事がありません。

 

 

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「ナギナタモード」

 

 大橙丸と無双セイバーを合体させた形態は手に二つ持つ事で再現。

 

角度付き手首で武器がより自然に構えられます。

 

 

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「主役らしい基本を押さえた鎧武」

 

 二刀流や武器合体、強めに目立つ色合い等、さすがは主人公という構成で、とりあえず摘まんでみるにも良い一体です。

 

 

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「ナーイトオブ、スーピア~!」

 

 ライバルライダー枠の仮面ライダーバロン。

 

鎧として被っている上に耳から生えているバナナ、ついでに武器はバナナを剥いた所をモチーフとしている、のにカッコイイという鎧武らしいライダーです。

 

 

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「鎧武ライダーの中ではカラーリングがシンプル寄り」

 

 主武装が槍なのでハンドパーツが最高に活きます。

 

 

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「放送中は徐々に人気が高まっていった」

 

 初期は悪役的な面が目立っていましたが徐々に共闘の機会が増えたり、その独自の哲学が受け入れられ、中盤の事件をきっかけにその人気が確立されたという印象です。

 

 

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「初期構想ではマンゴーが最終形態だったという噂」

 

 人気もあって(?)後に追加フォームを得ますが、それは装動鎧武第二弾の話。

 

 

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「角度付き手首で刺突!」

 

 バロンには鎧武用のシールも付属しており、劇中で見せた鎧武バナナアームズを再現できるようになっています。

 

パッケージにも少し写っていますが、マスク部のシールなのでもう1セット持っている人用でしょうか。

 

 

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「現代はさながら戦国」

 

 装動クロニクル鎧武ですが、アソートは鎧武2セットと他は1セットという形なので店舗での入手には運が絡みますね。

 

私は事前に通販を注文していましたが何故か発送が遅れて入手まで手間取りました(食玩もさながら戦国)。

 

 

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「龍・砲、ハッハッハ!」

 

 モロにサブライダーっぽい見た目だがキーキャラクターどころの騒ぎではない仮面ライダー龍玄。

 

ネタバレには一応配慮しあくまでフュギュアとして見ていきます。

 

 

 

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「龍玄はシール処理が一番豪快」

 

 今回の装動鎧武には明らかな不満点がありますが、それがシールです。

 

 

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「装動鎧武はシールを貼るのにとても時間がかかる」

 

 複眼、胸部、二の腕、腕、手首、ベルト周り、太腿、足首、武器、いたる所がシールで補完されています。

 

多いだけなら良いのですが、ブドウ龍砲の下面等、しっかりとシールが密着できない部分もあります。

 

 

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「だから僕達が、ヒーローにならなきゃいけないんだ!」

 

 それっぽいポーズが撮れたのでセリフを差し込んでみましたが、ことシールに関しては、特に龍玄はヒーローになれません、むしろちょっと敵まであります。

 

 

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「気長にしっかり貼っていこう」

 

 シールが曲者ではありますが、これがあるからこそ見栄えのする完成となります。

 

特にマスク部分に関しては注意深く貼る必要があります。

 

 

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「行くぞミッチ!」

 

 中華モチーフのライダーは珍しく、とっつきにくい感じもありますが鎧武と一緒に飾ると引き立ちますね。

 

 

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「天、下、御免!」

 

 ソイヤッ! トリを飾るのは仮面ライダー斬月。

 

 

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「メロン感がスゴイ」

 

 基本的なスーツ造型は鎧武と同様ですが、色と顔が違うだけで全く別のデザインに見えますね。

 

 

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「初期の時点で他のライダーとは次元の違う戦闘能力を持つ」

 

 メロンディフェンダーは金一色形成で、シールで色分けする事になりますが、上の丸い部分とか気を付けてください……え? いや、私はシール貼るのヘタクソ侍だからいいんですけど(?)。

 

 

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「強さとは裏腹に活躍した実際の時間は短め」

 

 変身者が早期に上位のドライバーを手に入れた事もあって序盤以降はあまり登場しません。

 

そこで、当時のボーイズトイであるアームズチェンジシリーズの記憶を綴ってみたいと思います。

 

 

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「それ投げるの!?(当時の私)」

 

 フルーツ型のアームズをライダー素体に合体させ、変身シークエンスを完全再現する伝説のライダーフィギュア、それがアームズチェンジシリーズ。

 

人気の為、急遽CMまで作られたくらい人気でした。

 

キウイとマンゴーを入手できなかったのは未だに憶えています。

 

 

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「アームズチェンジシリーズのメロンディフェンダーは重くて正直遊びにくかった」

 

 アームズの変形を主となるギミックとした為、ライダー状態での再現度は少々甘かったのですが、楽しいシリーズでした。

 

特に後頭部の兜によって複眼を変更可能な仕掛けは今なお素晴らしいものです。

 

 

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「時を戻そう」

 

 あれから7年、待ってホントに7年も経つの?……調べたら本当みたいですが、より手軽に、よりハイクオリティな食玩として鎧武に触れられるとは良い時代になりました。

 

当時も食玩アームズアクション鎧武が展開されていましたが、味わい深いの域に留まっていました。

 

しかしながら疑似的なアームズチェンジが可能な基本仕様等は装動鎧武とさほど大きく変わらず、当時触ったことがある人はより進化を体感できると思います。

 

 

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「今更だが立膝とか普通に出来る」

 

 装動鎧武は既に第二弾、プレバン限定も予約開始されており、大型展開となる事が予想されます。

 

あの日、集めきれなかった人は今が決断の時と言えると思います、何故なら食玩なのですぐに無くなって再販も期待出来ないためです(負の思い出)。

 

 

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「信じた道を行け」

 

 ハイエンドフィギュアに肉薄するクオリティでスタートした装動鎧武。

 

シールは確かに大変ですが、食玩という枠を超える完成度である事はご覧の通りです。

 

興味や思い出のある方はぜひ取り急ぎ手中に収めましょう。

 

以上「SO-DO CHRONICLE 仮面ライダー鎧武 レビュー 鎧武、圧倒的なクオリティで装動へ出陣」でした

 

装動鎧武第二弾は妥当なラインナップ、内三名の武器がソニックアローな気もしますが