レイドバックモデリング

より「ゆるく」立体物で遊びます

MODEROID 1/35 アメリカ海兵隊 エグゾフレーム レビュー クラシックな雰囲気の、無骨な最新プラモ

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 いよいよリリースとなったオブソリートのエグゾフレーム。

今回は第一弾のトードをさらっとレビューしてみたいと思います。

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「パッケージは結構デカい」

 

 

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「裏面、機体設定も簡単に掲載」

 

 

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「セット内容」

 

 組み立ては一時間程、接着剤はほぼ必須なので注意しましょう。

 

フレームは雑誌付録版と同様でした。

 

武装類をはじめ、基本的には1パーツで構成されています。

 

 

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「デカールも付属」

 

 

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「改めて本体」

 

 

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「背中から」

 

 機体名称は「USMC AREX-03 トード」。

 

君トードって言うんだ……

 

劇中での活躍は序盤に集中していますが、オブソリートという作品を代表する一機でもありますね。

 

 

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「ライフルを装備」

 

 フレームはダークグレー、装甲はサンドイエローという二色構成です。

 

今回は完全にパチ組なので顔の黒いラインが無く、どっち向いているか分かりにくいのですがあしからず。

 

 

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「武装その2、ヒートトーチ」

 

 きっちり劇中で使った近接武器、ヒートトーチも付属。

 

持ち手はライフルもトートも同じものを使用しますので、トーチの場合はちょっと手が開き気味です。

 

その分角度も付けられるので一概に悪い訳でもありません。

 

 

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「いきなりだが課題」

 

 アーマーを着ているので可動範囲が狭くなるのは当然ですが、想像以上に遊びにくい印象です。

 

各部の軸関節が抜けやすく、肩の付け根の可動も大きく制限されます。

 

 

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「最大の問題は肩装甲か」

 

 特にバラけやすいのは肩の装甲です。

 

フレームのごくわずかな凸部で保持するのでズレやすく分解しやすいです。

 

腕の装甲も手首を動かしているとズレて邪魔ですが、コチラは接着の指示があり、ガシガシ動かす派は素直に接着してしまう方が楽だと思います。

 

 

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「当然開閉ギミック付き」

 

 狭くて居心地が最高に悪そうな搭乗ギミックを完全再現。

 

天面も開きます。

 

 

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「フィギュア二種をアップで」

 

 ボウマン大尉フィギュアは手がグーですね。

 

女性フィギュアの方はエグゾフレームのランナーに常に付いているようです。

 

 

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「サイズ比較」

 

 アーマーを着こんだお陰でかなり大きくなりました。

 

左の雑誌付録版とは成型色が変更されていますね。

 

 

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「立膝とかは普通に出来る、油断するな」

 

 腰から下は干渉するものが何もないのでフレームそのままの可動範囲を保持しています。

 

 

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「泥臭い戦闘シーンも魅力」

 

 動かしにくい事はそうなのですが、一方で劇中では特にこの機体は派手なアクションというよりかはリアル銃撃戦担当といった趣でした。

 

同スケールの遮蔽物などがあれば引き締まると思います。

 

 

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「プラモデルとしてはクラシック」

 

 現代日本のプラモデルは(主にガンプラのせいで)アクションフィギュアとしてどうかという独自の評価ポイントを持っていますが、エグゾフレームはそういう意味では高得点とは言えないでしょう。

 

しかしながら足りない色を塗る、ガンプラではあまり見ないデカいパーティングラインを消す、遊びにくいなら接着する、といった在りし日のプラモデルの姿を提供しています。

 

 

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「エグゾフレームプラモデルには他にない自由度がある」

 

 このシリーズにはまだ見ぬ改造エグゾフレームが存在している設定であり、この最強のエグゾフレームであるトードを自分なりに改造しても、設定的に吸収できる大らかさを持っています。

 

この点はかつてブームになっていた頃のガンプラを彷彿とさせます。

 

 

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「オブソリート、エグゾフレームシリーズの始まり」

 

 良い点と課題が機体同様に無骨に形となったエグゾフレーム。

 

アニメを見ていた人にはようやく、まだの方には幸運にも、無事キットとしてリリースされるに至りました。

 

まずは一体、机の警備の為にエグゾフレームを配備してみてはいかがでしょう。

 

以上「MODEROID 1/35 アメリカ海兵隊 エグゾフレーム レビュー クラシックな雰囲気の、無骨な最新プラモ」でした。

 

 まだ二機……しかし既に試作は他にも発表されている