リバティーアライアンスの攻勢はやまず、ケツァールも作戦に投入されました。
白麟角と一部ランナー共有キットですが、新たな見所満載です。
「相変わらず度を越したスタイリッシュなパッケージアート」
「そしてパッケージが分厚くなってきている」
「組み立てやすいのでサクッと完成」
「マントはバックパックに接続されている」
組み立ては一時間もかかりません。
全体的にシンプルな構成だからこそですね。
トレードマークともいえるマント、セキュリティブランケットが決まっています。
「顔にあたる黒い部分が塗装済み」
「ちょっと寂しく見えるが、コチラの方が当然扱いやすい」
白麟角同様各部に塗装済みパーツが配置され、特徴的な頭部飾りは二種類から選ぶ事ができます。
ケツァールのヘッドパーツは帽子を被った狩人というイメージでしょうか。
本体もまた、同様の雰囲気を持つ装飾があしらわれています。
「任務か……」
武器は二種類が付属し、どちらも極めて精巧です。
まずは戦術複合弓から。
可動ギミックこそありませんが、造型は細かく雰囲気抜群です。
セットされている矢は取り外せます。
「ケツァールは鳥の名。隠密任務とは真逆な、極彩色の」
矢筒を武器本体にマウントできます。
格好いいのですが、大振りな武器なので手首の保持力に若干の不安があります。
「ヘキサギア世界最先端の有力なファッションアイテム」
セキュリティブランケットはアクションエフェクトが付いたものも付属。
跳ね上げるというより、流れるような造型です。
「昔、戦友がいた」
もう1つの武器、戦術洋弓銃。
複雑な名前ですね。
どちらかというとコチラがメインの武装らしく、パッケージにも描かれています。
「今は一人、弓を引くのみ」
弓を持つ・矢を引く専用のハンドパーツが付属しており、細かいポイントにも力を入れています。
なお、矢は弓本体に固定出来るので、その点の保持の心配はありません。
しかしやはり大型武器なので手首が問題ではあります。
「かつての戦友はモノケロスの試験運用部隊に回された。もう生きてはいないだろう」
注意点をもう1つ挙げると、プラモデルに慣れた方でも「細っ」となる位、矢などは華奢なので気を付けましょう。
「モノケロスは、あれはもう人ではない何かだ。まぁ、こちらも似たような者か」
白麟角と比べると、なんと本体は大体同じです。
武装と細部だけで差別化出来ているのが面白いです。
「思い出に浸りすぎた……切り込んだ部隊の援護に回る」
セキュリティブランケットを外すと素体プロポーションの良さが際立ちます。
そして干渉するものが無くなるので、本来の可動範囲が活きます。
「矢が尽きるまでな」
二種類の弓はどちらもパーツを介してマウント出来ます。
マウント時の保持力は少々心もとないのですが、雰囲気が出るのでこの状態で飾るのもありですね。
矢筒は3㎜ジョイントなので好きな位置に配置できます。
「あのレイブレードタイプとガバナー……囮になっているのか?」
ケツァールはこれまでのガバナーの中でもかなり落ち着いた印象の一体。
やはり静的なポーズがしっくりくる感じがありますが……
「これで、脱出には十分だろう」
エフェクトのついたブランケットを活かしてのアクションポーズも捨てがたいです。
弦などをディティールアップで追加したら更に良くなりそうです。
「脱出しましょう。ガバナー、その矢は?」「あぁ、いや、何か懐かしい気がしてな」
まさしく狩人・特殊部隊という雰囲気の新たなるガバナー、ケツァール。
マイナーチェンジキットではありますが、満足度も個性も白麟角に全く劣りません。
あなたもこのケツァールを配備して特殊作戦を遂行して下さい……!
以上「ヘキサギア ガバナー エクスアーマータイプ ケツァール レビュー リバティーアライアンスにもう一人のエース到着」でした。
展開が活発過ぎてコチラの手が回っていない現実もある