レイドバックモデリング

より「ゆるく」立体物で遊びます

ウォーマシン ウラジーミル ダークプリンスオブアンブリィ レビュー メタルミニチュア再入学

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 今回は久しぶりにメタルフィギュアに挑戦してみました。

このレビューを通してホワイトメタル独特の重量感をお届けします(不可能)。

 

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「パッケージ……豪快である」

 

 ブリスターに何の断りもなくホワイトメタルがぶち込まれているストロングスタイル。

 

雑に見えるかもしれませんが、どちらかというと日本の厳重な梱包の方が世界的には異端です。

 

 

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「パッケージ裏」

 

 

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「パカッ、ゴトゴトゴトッ」

 

 中には、ミニチュア・ベース・キャラクターの能力カードが含まれています。

 

この時点でプラスチックには無い重量感がステキです。

 

 

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「ザクっと組み立て」

 

 パーツ数は少ないのですが、金属なので当然重量があり、半端な接着だと心配です。

 

強力な瞬間接着剤で必要以上にガッチリと接着したいトコロです。

 

 

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「合わせて表面処理も簡単に済ませる」

 

 パーティングラインや、飛び出ている余分なメタル等も処理しておきましょう。

 

ホワイトメタルは柔らかい金属なので、ナイフやヤスリで簡単に削ることができます。

 

 

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「塗装ハイライト」

 

 メタルだからと言って特別な道具が必要という訳ではありませんが、金属ゆえにそのままだと塗料が定着せず、色が塗れません。

 

メタルプライマーや、プライマー成分入りのサーフェイサー等を使用して、下地を作りましょう。

 

 

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「そんなこんなで完成」

 

 使った塗料はシタデルカラーが中心です。

 

下地さえしっかりしていれば、塗装工程そのものはプラスチックと大差はありません。

 

……ただ落っことすと重量ゆえに被害が甚大なので気を付けましょう。

 

 

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「……マント等の黒い部分にハイライトを入れ忘れている(豪快)」

 

 胸鎧の中心や剣の鍔元にある飾りはシタデルテクニカルカラーを使用しました。

 

SDガンダム出身なのでクリアパーツとかが大好物でしてね……!

 

シタデルテクニカルカラーはお手軽にキャンディ塗装が出来るのでオススメです。

 

 

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「配色は難しくないので、わりとすぐに塗り終わった」

 

 足元のタグに2002年と刻印があり、少々古いミニチュアなのかもしれませんが、塗装しやすいデザインに仕上がっており、テンポよく塗り進められます。

 

 

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「なお足元の雪はタミヤの情景テクスチャーペイントを使用」

 

 確かに最新のシタデルミニチュア(ウォーハンマー等)と比べると野暮ったい印象があったりしますが、それゆえに複雑さが無く、初心者に向いたミニチュアという印象です。

 

 

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「立派なヒゲだが、プリンスなので王子様である」

 

 ウラジーミルはケイドアという勢力の王子様。

 

日本のひ弱な王子キャラクターではなく、強力な魔力を持つ武闘派です。

 

しかしながら外国産のヒーローにしては珍しく、大剣と短剣を持つヒロイックな造形でもあります。

 

 

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「同じケイドアのキャラクターと比べても金色の面積が多い」

 

 後ろのコズロフは「ロード」だから爵位としては……下、ですよね?(不安)

 

それはそれとして、ウラジーミルはゲームの中でも強力な人物に分類されます。

 

先に攻撃する事が重要なウォーマシンにおいて、二倍の速度で自軍のロボット達を走らせ突撃させる「フォースドマーチ」!

 

攻撃を当てたり、よりダメージを与える確率を高める「サインアンドポーテンツ」!

 

自らを大幅に強化し、敵のロボでさえも破壊可能になる「ブラッドオブキングス」!

 

等々の強力な能力を持っています。

 

 

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「戦う王子様と共に再びメタルミニチュアの戦場へ」

 

 久しぶりに作ってみるとプラスチックとは全く別の体験をもたらしてくれるメタルミニチュア。

 

TRPGをプレイされる方には馴染み深いかもしれませんが、普段キャラクタープラモデルを主戦場にしていると中々触る機会がありません。

 

しかし歴史は長く、世界各国で様々なメタルミニチュアが作られ、その一部は日本でも流通しています。

 

モデラーとして新たな体験をする為、挑戦してみるのも一興かと思います……(沼の前にて)

 

以上「ウォーマシン ウラジーミル ダークプリンスオブアンブリィ レビュー メタルミニチュア再入学」でした。

 

参考までに、サーフェイサーと瞬間接着剤はコレを使いました