虎視眈々と新設を狙っていた「トイ」タグへようこそ。
私はプラモのみならず、オモチャだって積んでしまうんだぜ……?
ロックマンXコレクションで盛り上がる今こそ開封の好機、ネクスエッジスタイルよりエックスとゼロをレビューします。
「ボックスは小さめでスマート」
ロックマンXと言えば、ロックマンシリーズに連なる由緒正しきアクションゲーム。
ロックマンからXへとバトンタッチしたわけではなく、二作品が同時に展開されていましたね。
Xではレプリロイド(ロボット)と人間性といった重いテーマを扱い、設定面でも深く作り込まれたものとなっていました。
「ロックマン関係のハイエンド立体物が増えてきた中、オーソドックスなセット内容」
写真に写っているものの他、ネクスエッジスタイル標準デザインのスタンドが付属しております。
エックス、ゼロ共にネクスエッジスタイルの特徴であるオリジナルディテールが追加されています。
可動も優秀な方で、ゲーム中の大体のポーズであればとらせることができます。
「うろ覚えゲーム中待機ポーズ」
設定としては無印ロックマンの未来にあたり、ロボットと人間が共存の道を探っている時代に当たるのがロックマンXシリーズ。
やがて勃発する妖精戦争によって、ロックマンXに描かれた未来都市は荒涼とした荒野といった世紀末な世界観に移行していくわけですが、それはロックマンゼロのお話。
暴走・反逆したレプリロイドはイレギュラーと呼ばれ、エックスやゼロはそれらを鎮圧するイレギュラーハンターと呼ばれる存在です。
ロックマンX一作目に現れる8体のボスは、元は善良なレプリロイドであり、エックスとも旧知の中だった……
今思い返しても、中々ハードな世界観ですね。
「ザコに撃ちまくる豆鉄砲」
PSPのイレギュラーハンターエックス内のアニメ「day of Σ」では、にわかには信じがたい威力を見せた通称豆鉄砲。
初代ロックマン先輩は最初はチャージショットとか持っていなかったことを考えると、エックスのレプリロイドとしてのスペックは初代ロックマンよりも高いと考えられますね。
「お馴染みチャージショット。重すぎてそのままでは支えらえない」
敵の攻撃をかいくぐり、こちらの強力な攻撃を当てる。
この単純な遊びを見事に成立させる優れた敵の配置や地形、ボスの行動パターン。
コレクションで今プレイしてもなお、その点は色あせていません。
「まさかのダッシュエフェクト付属、なら右の普通の腕も付属してくれれば……」
ゲームとして無印ロックマンと大きく違うのは、そのスピード感です。
ロックマンX一作目ではフットパーツが無いとダッシュできませんでしたが、二作目以降は標準アクションになりましたね。
壁蹴りとダッシュジャンプで画面狭しと大立ち回りしたのが昨日のことのようだ……(手元にニンテンドーswitch)
「クールなA級ハンターにしてエックスの友人、ゼロ」
シリアスな世界観と、スピード感溢れるアクション、そして最大の人気キャラであるゼロ。
自分で操作するエックスが倒される訳にはいかない以上、最初の頃のドラマ部分はこの人がほとんど一人で担当していたんだ……!
まぁ色々あったのですが、このゼロは所謂バージョン2で、ゼットセイバーと新アーマーを装備したお馴染みの姿ですね。
「ゼットセイバーはよく見る感じのエフェクトが付いた状態のものが付属」
そんなゼロもX4以降は正式な操作キャラクターに昇格し、ロックマンXシリーズはダブルヒーローとなりました。
飛び道具で戦うエックスと、近接格闘を求められるゼロ、というゲーム的にも筋の通った試みだったと思います。
……X3でゼロからもらえるゼットセイバーの威力、我々は幻を見てたのかもしれない。
「セイバーも形が毎回微妙に変わり、X8では三角形っぽい形のビームになっていました」
一瞬の隙を突いて敵を一刀両断する、というコンセプトは魅力があった為か、ロックマンゼロシリーズでは敵にセイバーでとどめをさすと専用演出が入るようになりました。
Xシリーズを更にハードにシリアスにしたゼロシリーズは、GBAでの展開でしたが紛れもなく正統な後継者でした。
「撃ち方は超カッコいいけど、威力と隙が問題だらけなX5のゼットバスター」
ゼロバスターとかゼットバスターとか名前の安定しないバスターが付属。
設定上は威力が高いはずですが、故障してみたり剣の方が好みだったりであまり使われません。
ゼロを作った人が、エックスを作った人への対抗意識でもあったんですかね?(すっとぼけ)
「突然だが、ロックマンXエックスコレクションおめでとうございます!」
当時誰もがやり込んだロックマンXシリーズですが、5・6・7作目あたりは少々迷走していましたね。
開発していている部署が変わってしまったらしく、少々粗が目立つ出来となっていました。
ハードを移したX7では3Dパートや、新しい操作キャラであるアクセルを追加したりもしましたが、ゲーム的には全体的なスピード感が低く、このシリーズに求められていたモノとはいえませんでした。
「だが全作品、最後まで楽しんだ」
作品内に出来不出来はあるかもしれませんが、私にとってはロックマンXシリーズ以上に思い入れのあるゲームシリーズはない……!
現在の所最終作品であるX8は見事に原点回帰し、完成度の高いアクションと敵との駆け引きを楽しむことができます。
万が一プレイしてなければ、こんなところで写真なんか見てないでコレクションを手に入れて遊んでください。
「もし俺がイレギュラー化したら……」
何かロックマンXシリーズのレビューなっているような気がするが……
まぁそれは仕方ない(?)として、新しいディテールと扱いやすい関節などで、ネクスエッジスタイルとしては安心して動かせる部類です。
何かの機会に手に取る機会があれば、ファンの皆さんにオススメできる出来に仕上がっています。
あぁそれと、合わせてロックマンXコレクションをぜひ……!(ステマ)
以上「ネクスエッジスタイル エックス と ゼロ レビュー」でした。
超合金で新アーマーが発表されるとか誰なら予想できるんだ……