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より「ゆるく」立体物で遊びます

SDガンダム 三国創傑伝 14 張郃アルトロンガンダム 塗装レビュー

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 SD創傑伝より張郃アルトロンガンダムが完成しましたのでレビューします。

いきなり余談ですが、ちょう「こう」の「郃」部分が製品名だと環境依存文字なのでカタカナでコウになっていますね。

 

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「パッケージ」

 

 

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「完成」

 

 

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「背後から」

 

 

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「曹操の信頼厚きブルーウイングの武人」

 

 塗装難易度がとんでもない事になっている創傑伝にあって、塗るのが比較的簡単な一体です。

 

クリアパーツ以外の紫はシールもないので基本的には塗装して再現してくださいという形です。

 

見せ場のドラゴンハングのグリーンも塗っていませんが、コレは曹操に合体させた際のバランスを考えた為です。

 

 

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「クリアパーツは意外とブルー寄り」

 

 写真だとしっかり紫ですが、現物は結構青いです。

 

基本的な設計はいつもの創傑伝ですが、首のジョイントの自由度が増していたり、腕の軸形状が変わってボールジョイントが白化しにくくなったりと日本リリース順に作っていくと初めて見る仕様が散見されます。

 

 

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「武装、両尾鋭槍」

 

 蒼翔記をよく見ると張郃アルトロンの初期登場時は鉄の槍みたいな無個性な武器を使用しており、このクリアな槍はブルーウイング入社後の装備なようです。

 

デバイス内臓武器であり、持ち手の片側先端近くにスピアメモリも刺さっています。

 

 

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「元機体イメージに近いマッシブなプロポーションが魅力」

 

 左右の伸びるドラゴンハングから見て元ネタはエンドレスワルツのガンダムナタクでしょうか。

 

正式名はアルトロンガンダムですが、シェンロンガンダムの頃からナタクと呼ばれていたのでそちらの方がしっくりくる人も多いかと思います。

 

 

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「メモリ発動(?)」

 ガンダムWきっての武闘派である五飛の愛機だけあり、創傑伝でも足などが厚みのある造型です。

 

張郃という武将は武人ですが知略に優れた人物であったようで、魏の将の中でも曹操に特に信頼されていた記録が残っています、無双では格ゲーキャラみたいになっていますが。

 

 

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「無尽双頭、展開」

 

 蒼翔記では山賊として登場しますが、まとめ役である徐晃が直情的であるのに対して冷静で明瞭な判断力を持ち、夏侯惇と渡り合える武勇まで備えている優れた人物として描かれています。

 

 

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「必殺……!」

 

 一方、説明書内のコミックワールドでは短気な印象で張飛と張り合っていたり、アニメでは声なんぞ飾りだと思われたのか声帯が無かったり(セリフ無し)とイマイチ扱いに差があります。

 

 

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「双突牙撃!」

 

 名前のややこしいドラゴンハングは単純な構造ですが自在に動きを付けられます。

 

なおドラゴンハングは張郃アルトロンの鎧であり、ガンダム的な意味でアイデンティティでもあるので最初から装備しています。

 

 

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「2カメ。なかり伸びる」

 

 一バ身(只今ウマ娘プレイ中)くらい伸びるでしょうか。

 

楽しいので動かしたくなりますが、普通のプラスチックかつ硬いクリア素材なので摩耗には注意しましょう。

 

 

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「この二人を並べるとすぐに大した理由なく戦い始めそう」

 

 アルトロンガンダムも初登場時は派手なガンダムでしたが、創傑伝ではその後に登場した更に派手な連中が基本になっているので相対的に地味に見えます、しかしガンプラとしての出来は極めて良いです。

 

装備もそこまでゴチャゴチャしていないので可動もさせやすく、隠れた実力派といったキットです。

 

なお張郃アルトロンは曹操との合体に関わっていますのでご注意ください。

 

以上「SDガンダム 三国創傑伝 14 張郃アルトロンガンダム 塗装レビュー」でした

 

これが一カ月でリリースされたと考えるとSDガンダムとしてはもう祭りですね