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HG ガンダム端白星 レビュー 鉄血のオルフェンズウルズハント主役機、ゲームより先に登場

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 鉄血のオルフェンズ ウルズハントよりガンダム端白星(はじろぼし)をレビューします。

……まだウルズハントがリリースされていない気もしますが、鉄血のオルフェンズは活発な展開が続いていますね。

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「パッケージ。意外と大きめ」

 

 

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「完成」

 

 内容は本体とメイス、ライフル、シールドというシンプルな内容

 

しかし見た目以上のボリュームがあり、組み立ては一時間半以上かかりました。

 

また、赤い部分はシールで補っている部分も多く、更に細かいので気を使います。

 

 

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「ガンダム端白星」

 

 大半の色分けはシールで補完しているにも関わらず、胸の上の黒はスルーするのが若干不思議。

 

 

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「スラスターがトレードマーク」

 

 ガンダム端白星は鉄血のオルフェンズを題材としたスマホゲーム、ウルズハントに登場予定のモビルスーツです。

 

アニメ放送後間もなく告知のあったゲームですが、2020年8月現在サービス開始の予定もアナウンスされていません……

 

 

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「可動範囲チェック」

 

 お馴染みガンダムフレームランナーを使用しているので基本的な設計はオルフェンズシリーズのガンプラ同様です。

 

膝関節の位置が高い独特な可動が懐かしいです。

 

前腕はギミックの都合上新規になっているのでパーツを間違えないように注意しましょう。

 

 

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「フル装備」

 

 スマートメイスとショートレンジライフルは腰アーマーにマウント可能です。

 

 

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「ショートレンジライフルは牽制用」

 

 鉄血のオルフェンズといえばナノラミネート装甲によってビームが無効になるため、実弾を叩き込むか鈍器で殴り倒すかの殺意度の高い戦闘が特徴。

 

 

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「アニメ本編中の銃器は大型が目立っていた」

 

 遠距離武器は完全に牽制用と割り切った小型か、あるいは遠距離から仕留める超大型かどちらかが多く、このショートレンジライフルのような丁度良い装備は少なった印象です。

 

 

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「遠くで撃ち合っている内は大丈夫!」

 

 オルフェンズ世界では銃は危険度が低いらしく、一対多でもある程度普通に持ちこたえられる様子。

 

だが最後半で悪魔達を黙らせたのは軌道上から放たれた遠距離武装でした。

 

 

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「スマートメイス」

 

 端白星への影響が最低限になるように計算された、シリーズ最大の特徴である「鈍器」。

 

 

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「特別ギミックなどは無し」

 

 ライフル、メイス共にモナカ割りなので普通に合わせ目がでますが、分割が工夫されているのであまり気になりません。

 

 

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「端白星最大のギミック」

 

 クラブシールドはギミックあり、というかこの機体唯一のギミック部分です。

 

 

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「クロー展開」

 

 バルバトスは地中から現れて敵をメイスで殴り飛ばしましたが、端白星はPVで水中から登場し、敵をクローで捕らえました。

 

 

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「捕まった敵の視点」

 

 敵はその後メイスで叩き潰される訳ですが、この辺り相変わらず道徳や慈悲という言葉が空虚に響くオルフェンズ世界っぽい感じです。

 

 

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「なお実際にはクローに捕まった時点で終わり」

 

 ニードルを射出して装甲を貫く、との事ですがアニメ本編中ならまず間違いなくコクピットを直に貫いていただろう武装です。

 

 

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「腕のジョイントは可動するのでシールド位置を変更可能」

 

 搭乗者はそれなりの地位があるらしいですが少年で、機体もオルフェンズ世界的には装甲が厚く大人しい印象があります。

 

一方武装をしっかりと見ていくと敵を最短確実に叩くための凶暴さが見え隠れしており、二面性のある機体に見えます。

 

 

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「スラスターはある程度自由に可動」

 

 ガンダム・フレームはソロモン72柱の悪魔名がつけられていますが、端白星という悪魔は当然存在せず。

 

端白星はほぼ全て謎の機体という説明しかなされていません。

 

 

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「端白星はフレーム以外近代の物に改修されている」

 

 ところで一個前にリリースされた同シリーズのガンダムマルコシアス、今の所関連性は説明されていませんが、起動画面の紋章が似ている事から端白星の厄災戦時の姿と見る向きもあるそうな。

 

端白星は装甲も改修されているようですが、マルコシアス同様中々見ない薄紫ホワイトみたいな微妙な色なので何かしら関連性を匂わせている気がします。

 

 

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「個体差かもしれないが、肩が抜けやすい」

 

 キットが悪い訳ではないのですが、ポリキャップがちょっとくたびれているのか保持力が弱めでした。

 

似たような症状の方は瞬間接着剤で軸を太らせたり、ビニールを噛ませて調整しましょう。

 

 

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「ウルズハントを待つ(頼むから早くして)」

 

 ゲームのウルズハントは待ちすぎて干からびている感じがゼロではありませんが、ガンプラに罪はない……

 

端白星はいわば第二期主役的なデザインで、ガンプラもシンプルでありながらシリーズに新たなる世界観を追加するものとなっています。

 

十分なボリュームもある満足度の高いガンプラなので、組み立ててウルズハントリリースを待つのも一興かと思います。

 

以上「HG ガンダム端白星 レビュー 鉄血のオルフェンズウルズハント主役機、ゲームより先に登場」でした

 

鉄血のオルフェンズ放送から五年目だそうです、おめで……五年!?