今回は偶然見つけたJoyToy社のフィギュアシリーズ「暗源」より、ティエクエ限定カラーをレビューします。
中国のオリジナルシリーズですが、勘の良い皆様は既にお気付きでしょうか……？
コイツが迂闊に手を出すには極めて危険なシリーズであるという事に。
「パッケージ。限量版シールがズドンと貼ってある」
「反対側。通常版カラーは恐らくこのパッケージの白いティエクエ」
「開封！」
「説明書」
本格的に中身に入る前に説明書を……うん、全然分かりません。
恐らく機体の設定とかが書いてあるものと思われます。
では以下セット内容です。
「ティエクエ限定カラー」
「背後」
本体は大型ですが様々なジョイントがあります。
シリーズラインナップを見てみるとマイナーチェンジ版があったりするのでブロックトイ的な機能があるのかと思われます。
「パイロットフィギュア」
なんとフィギュアが付属。
プラスチック製のアーマーやPVC素材のポーチなども付属しており、体の各部に装備する事ができます。
説明書に指示はないので、とりあえず自由に取り付けてみました。
「見よ、この可動範囲を。爪先まで可動する」
ご覧の通り、フィギュアは圧倒的な可動性を誇ります。
密閉パックに入っている為か最初は塗装部分がベタベタしますが、放っておくと乾燥して気にならなくなります。
「ライフル装備」
手首、というか各部は一軸ジョイントなので柔軟な表情付けが可能です。
小さすぎるのか、フィギュア本体の武器の保持力はイマイチです。
「何となくプロテクトギアっぽい見た目」
設定は（全体的に）分かりませんが、特殊部隊風の兵士フィギュアとして見ても極めて出来が良いです。
このサイズの海外製フィギュアでここまでポーズが決まるものは少数派です。
「ハンドガン装備」
アップにすると細かいディティールが際立ちます。
単体でも一つのオモチャとして成立する完成度です。
「比べてみよう近くのものと」
背はガバナーよりちょっと小さい……だと？
一方、ティエクエ本体はHGガンプラより結構大きいです。
「来い！ ティエクエ！」
ティエクエ本体にはライフルとナイフが付属しています。
それではお待ちかね、搭乗ギミックに迫ってみたいと思います。
「とうっ！」
「生体認証完了」
「戦闘行動、スタンバイ」
「ティエクエ、戦闘行動を開始」
既に楽しいな！
この乗り込ませる工程が最高です。
「このムダに巨大な武器もイイ味出してる」
手は可動式で、武装をガッチリと保持できます。
これは個体差だと思いますが、このティエクエは右の二の腕のジョイントが緩く、クルクル回りがちです。
「敵熱源に射撃開始」
顔(？)や頭(？)の上にあるスキー板みたいなパーツは単純な軸ジョイントなので向きを変えたり外したりできます。
背中にあるポッドも同様です。
「コンバットナイフ抜刀」
グリップは大きいのですがナイフも問題なく保持できます。
腕関節は文字通り二重なので可動の自由度が高く、ビシッと構えられます。
「状況、白兵戦へ移行」
大したことないように思えますが、指が簡単にでも可動するのはポーズ付けに大きく影響しますね。
「走れティエクエ！」
まさかの片足立ち。
スタンドなどは一切使わずにこのポーズを実現する驚異の本体バランスです。
「ティエクエ、自立行動に移ります」
パイロットは乗せているよりも外に出した方が画面の情報量が増えるという当たり前の話。
パッケージのように歩兵を率いる戦車的なイメージで遊ぶ事も出来ます。
「ティエクエ、攻撃を開始しろ！」
大型ロボ＋小型フィギュアというのはここ数年で大きく取り上げられています。
暗源は個人的には人型に寄せた完成品ヘキサギアという印象です。
しかしながら、これだけの完成度でかつ完成品、更に低価格まで実現している様は大陸トイ業界の勢いはいか程のものなのかと感じます。
「戦え、最後まで」
日本では長い期間を経てシーンが移り変わり、ようやくヘキサギアや復活したダイアクロンが盛り上がっている感じですが、暗源はそういった流れとは関係なく、突然大陸から強襲してきた、という雰囲気です。
「ロボット×フィギュア、考えてみればコレが嫌いなヤツってそうはいないだろ？」
という訳で、JoyToy「暗源」、ティエクエ限定カラー版をザクっと遊んでみました。
一体だと戦闘シーンが再現できませんので、もう一体何か入手したいですね。
機体は格闘タイプが良いですかね、フィギュアも単体で取り扱っているので好みのキャラを……
……な、危険だろ？
以上「暗源 ティエクエ TK02 攻撃型(Sootang限定色/レッド) レビュー 大陸産ロボット×フィギュア強襲」でした。
輸入代理店スータンホビーがアマゾンに存在。全く良い時代である。
