今年の戦隊「騎士竜戦隊リュウソウジャ―」よりミニプラシリーズが開始しました。
第一弾は順当にキシリュウオースリーナイツがラインナップ。
平成最後に登場する事となったミニプラであるキシリュウオーに迫ります。
「全五箱」
「パッケージは二種類」
「裏面はこんな感じ」
「組み立て完了」
「尻尾は肉抜きが目立つか」
①、②、③の箱を組み合わせる事でティラミーゴが完成します。
ご覧の通りティラノサウルス型ですが、恐竜の最新考証が取り入れられたスタイルですね。
「可動は過不足なし、口も開閉」
ドリルと砲塔型のブロックは④と⑤に付属しているのですが、①~③だけでもダミーがあるので、それだけでも完結したティラミーゴになります。
まとめて手に入れる人には関係ない感じですが、こういった心遣いは嬉しいですね。
「コチラはいつもの合体要員スタイル」
④は青のトリケーン、⑤はピンクのアンキローゼがラインナップ。
前述のブロックパーツが含まれています。
組み立ては簡単ですが、ジョイントパーツの取り付け向きに注意が必要なのと、シールが細かいのでピンセットがあると良いかもしれません。
「小さいので肉抜きはさほど気にならない」
トリケーンは首や尻尾の辺りが少々可動しますが、アンキローゼはほぼ可動しません。
初期合体要員にありがちと言えばありがちですね。
「変形、キシリュウオー!」
ティラミーゴが単体でキシリュウオーに変形します。
赤のメカが単体でロボに変形するのは、いない訳ではありませんが珍しいですね。
尚、頭部はミニプラでは普通に余剰であり、他の形態でも差し替えです。
「後ろから見ると華やかさが一気に減る」
複雑な合体がボディの中心的な部分にないので、スマートな体形です。
実際劇中でもCGを使わずに機敏に走り回る姿が印象的です。
「ミニプラでも可動は良好」
その素直な体形は立体となっても有効に働くようで、キシリュウオーの可動範囲はかなり広めです。
完全な人型なので手首のロールも無理なく実装しています。
足首はいつものミニプラのようにボールジョイントではなく、近年のガンプラのように複数パーツによる接続になっています。
「立膝とかも余裕」
キシリュウオーの可動はいつものミニプラの基準を大きく越えている訳ではありませんが、手首や足首など細かい部分を増強する事でより細かい表情付けを可能としています。
一方で気になる点を言うと、肘がちょっと外れやすかったり、足の付け根のシールがボディに擦れたりします。
「ジョイントチェンジ!」
キシリュウオーの体のいたる所にある「4つの凸」、これが竜装ジョイント。
今作のメインギミックであり、劇中でも印象的に使われていますね。
コレは尻尾パーツを武器にして敵に叩きつけた「テイルクラッシュ」です(二話より登場)。
「ティラダイナバイト!」
いやそこまでジョイントなのかよ!
と話題になった胸、股間等々、合体に自由度は極めて高いレベルにあり、ブロックトイとしての側面を持っています。
「合体、キシリュウオーフォートレス」
一足先にロボ以外の合体形態を。
何だかやっつけ感を感じるキシリュウオーフォートレスですが、ブロックトイと考えると別の意味合いを持ちだします。
「ティラミーゴの顔がそのままなのがもにょる」
キシリュウオーのロボット形態を中心としたブロックトイなのではなく、全てのパーツが「ブロック」なのであり、人型にこだわらずジョイントで遊んでほしい、といった意図を感じます。
「見慣れると武装がハリネズミみたいで面白い」
この形態はこのレビューを書いている時点では劇中に登場していないので、どのような活躍するのか分かりませんが、活躍してくれると嬉しいですね。
「力を合わせて戦うのだ!」
「合体、キシリュウオースリーナイツ!」
トリケーン、アンキローゼを二つに分割して各ブロックパーツと組み替え、そして合体!
キシリュウオースリーナイツ、ようやく登場です。
合体はあくまで両肩から腕に集中しているので、可動範囲に影響はありません。
三体合体のロボとしては可動範囲は広い方です。
「しかし足が閉じられないので合体後の名乗りポーズは難しい」
「顔アップ」
顔は戦隊ロボの基本を行くスタイル。
今回はヘッドパーツがアイテムを兼ねているので、形態が変わるごとに顔も変わっていきます。
「ジョイントがウリなので戦闘スタイルも変幻自在」
膝ジョイントにドリルや剣を移して攻撃するなど、自由な戦いぶりが目立つキシリュウオースリーナイツ。
この辺までガチャガチャ遊んでいると、ジョイントの強度が丁度良い事に気付きます。
ミニプラ公式ブログでジョイントの渋みに力を入れた的な記載があったのですが、それが見事にお手元に届いたという事ですね。
「合体、キシリュウオートリケーン」
本体を組み替え、頭部を差し替えて別形態キシリュウオートリケーンへ。
このレビュー時点では劇中に登場していませんが、あまり変わっていないはずなのにクールな印象を与えます。
「メイン武器まで同じなのにちょっと違って見えるのが面白い」
「合体、キシリュウオーアンキローゼ」
こちらも同じくキシリュウオーアンキローゼ。
敵を粉砕するためのハンマー(?)と何故か腕から飛び出した尻尾、表情の見えないヘルム、等々の攻撃性に満ち溢れた初期メンバー紅一点のメイン形態です。
「リュウソウピンクはパワー系」
「キシリュウオースリーナイツに組み替え!」
「キシリュウオーファイナルブレード!」
下段から抜刀術の如く斬り上げるシブい初期必殺技も再現可能。
ストレスなく組み換えや変形合体できるのは、やはりジョイントに力を入れているからか。
机の隅に置いておき、何の気なしに触るブロックトイとしてもオススメできます。
「振り向いて敵が爆発するやつで〆(手首ロールの仕事にも注目)」
平成を越えるタイミングで投入され、長い一年を戦い抜く中心となるミニプラ、キシリュウオースリーナイツ。
もはやミニプラが毎年の恒例行事となっている方も多そうですが、年間の中心となる一体なので、とりあえず組み立てて遊んでおきましょう。
竜装ジョイントによって(最近多い)無限に遊べる食玩に仕上がっております。
以上「ミニプラ 騎士竜合体シリーズ01 キシリュウオースリーナイツ レビュー 追究せよ、己の合体形態」でした。
02より先に03が予約開始されてる……?