食玩ウルトラマンアクションフィギュアも膨大なシリーズとなっています。
今回は「超動」名義の第一弾が登場し、触ってみるには丁度良い機会なので一揃え六種類をつまんできました。
いつも以上に気楽に遊んでみたいと思います。
「今回のメイン。ウルトラマンロッソ&ブル兄弟」
「ウルトラマンX。比較的新しいウルトラマン」
「背後から。あまり違和感はありません」
「拡張セット1~3には各キャラの武器・アーマーと……」
「都市のジオラマが付属! これはセンスが試される……!」
この拡張セットの投げやりな感じにちょっと笑ってしまったのですが、全て組み合わせると中々大きいジオラマとなります。
結構ホントに「ご自由にお使いください」状態です。
その上更に自由に組み合わせる事ができるので、私だと少々持て余し気味です……
「ガンプラと大きさ比較。10㎝なので、思ったよりもコンパクト」
「今回からの特徴は目とカラータイマーのクリアパーツ化」
今回この食玩を手に取ってみようと思ったのは目のあたる部分がクリアパーツになっている為です。
やはり頭部や目立つ部分にクリアパーツが採用されていると存在感が違いますね。
「名義は代わっても基本的な構造は同じらしい」
可動などは過去と同じ様子ですが、元々可動範囲は広く、劇中のポーズをとらせることは難しくなさそうです。
……なお私はウルトラマンにはあまり詳しくないので劇中再現なポーズはあまりとらせることができません、悪しからず。
「ハンドパーツも充実」
ウルトラマンの食玩可動フィギュアは、仮面ライダーで展開されていた「拳動」から分家したもの。
小サイズの気軽に手に取れるアクションフィギュアは、食玩の中でこそ意味があったようで、息の長いカテゴリーとなりました。
「プロレス的な独自の、そして伝統の戦闘姿勢」
拳動はドラゴンボールや、このウルトラマンでもシリーズ化され、特に昭和のヒーローにフォーカスした内容が特徴的でした。
例えば超動ウルトラマンの少し前に登場した仮面ライダーの「SHODO-X」では昭和ライダーのみのラインナップだったりします。
超動ウルトラマンは逆に平成ウルトラマンのみですが、これは珍しい事で、過去シリーズでは大抵の場合は昭和ウルトラマンが中心となっているラインナップでした。
「ヒーロー着地ポーズがスレスレで出来る」
食玩とは言え、そのメインターゲットが大人に移っている事を示すような過去のラインナップから、超動では一転して最新ウルトラマンをタイムリーにフィギュア化しているのが、まず印象的な部分ではないでしょうか。
「開脚は大得意」
触った感覚は結構驚きです。
遠い昔にあったPVCのフニャフニャした手触りではなく、プラスチックの明確な感覚が返ってきます。
伝わるか微妙な所ですが、関節も当然プラスチックなのでシャープな可動感覚です。
「例のポーズはスレスレで出来ていない、惜しい」
近しいウルトラマンフィギュアで言うならば、ULTRA-ACT。
ウルトラマン版のS.H.Figuartsと言えるULTRA-ACTは、完全に同じ素材を採用している訳ではなかったようで、同時期に展開されたULTRA-ACTではPVCではなくプラスチックが、関節素材であっても多く採用されていました。
「怪獣の首辺りを膝蹴りし……」
「同じく首辺りをチョップする、よく見るアクション(グリッドマンでも見た)」
かつてのULTRA-ACTと超動ウルトラマンは、触った感覚が極めて近いです。
食玩がハイエンド向けアクションフィギュアの手触りに肉薄する未来を、あの頃は想像もしませんでした。
「ルーブスラッガー。こちらは二刀流」
「こちらは合体させて使うらしい」
もちろん、食玩であるがゆえに簡略されている部分や色分けが物足りない部分があるかもしれませんが、あくまで食玩なので手に取りやすいことが重要。
幾つか揃えないとアクションフィギュアとして完成しない、というフィギュアも隣にある中で、ワンコインでこの内容を実現しているのは素直に驚くべきではないでしょうか。
「色々なものが試されるジオラマの配置」
個人的に困惑気味な「拡張セット」。
まずこんなにはビルや道をうまく扱いきれない……
そこに武器が分割されているので、入手しない訳にも……
「ウルトラマンゼロアーマー装備!」
ルーブスラッガー(大)(小)に対して、ウルトラマンゼロアーマーはセット内容が不平等になり過ぎませんか……?
等々、この拡張セットに関してはもう少々練り込めたのではないでしょうか。
「なおウルトラマンXはレアキャラになりそう」
そうそう、一つ注意点がありました。
超動ウルトラマンは1ボックスに10個入っており、その内なぜかウルトラマンXは1個しか入っていないので、欲しい人はぜひ早めに手中へ。
「ファイナルウルティメイトモード。ウルトラマンXが使う技ではないみたいですが」
アーマーは大体プラ素材で、塗装してあるのでやや軸がキツい感じです。
少し削ると遊びやすくなります。
二形態ありますが、組み換えそのものは単純で難しくありません。
「こう、手前にビルとか置くと良い感じ……?」
困惑気味なビル群も、活用しようと思うと面白いです。
白一色なのはご愛嬌としても、どう配置すれば巨大感がでるのか試行錯誤するのが楽しい感じです。
「まぁ街で本気で暴れられても困るが」
過去のシリーズでは怪獣もラインナップされていたりしたので、持っているならば賑やかなジオラマが作れそうです。
バンダイの食玩公式ブログでは様々な活用事例があったので困ったらマネをしようと思います。
「最近知ったが、ウルトラマンはギネスを持つシリーズ」
アソートや大量のジオラマ群に混乱しがちですが、フィギュアとしての完成度は単体の食玩の中でも頭一つ抜けています。
飾るのも楽しいですが、動かしても感心できるハイエンドな食玩でした。
ウルトラマンに詳しくなくてもシリーズを追いかけたくなる内容です。
以上「超動ウルトラマン レビュー と 食玩可動フィギュアの拡大」でした。
一方、仮面ライダーはバイクをフィーチャー。