好調にシリーズを重ねているRKFより、各種アーマー達をレビューします。
個性はあれど似た方式のアーマーばかりでしたが、フォーゼアーマーは専用方式で大きく違うシルエットが見どころです。
「各パッケージの内容。ゴーストアーマーには各種武器が付属」
フォーゼアーマーがひと際異彩を放っていますが、注目したいのはゴーストアーマー。
ジカンギレードのジュウモードとジカンザックスのおのモードが付属しています。
また、ゴーストアーマーは一話から登場しているので心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。
「黒一色だが無いとさみしい飛び道具」
ゴーストアーマーには武器の類が無い為、ここぞとばかりに保管してきた印象がありますね。
二つの武器にギミックは特になく、軟質素材による1パーツです。
「アーマータイム! カイガン! ゴーストー!」
早速アーマータイム!
毎度のことながら顔面の「ごーすと」は目立ちます。
仕組みそのものは他のアーマーと変わらないので、サクッと見ていきましょう。
「ごーすと」
角は軟質素材で折れる心配はありません。
しかし梱包の関係で曲がってしまっている可能性があるので、その場合はドライヤーやお湯などで温めて直す必要がありますね。
「ゲイツは基本フォームより先にゴーストアーマーで戦ってしまうせっかちな男」
両肩の「眼魂」が大きく、安定感のあるシルエットです。
スペースにも余裕がある為か、他のアーマーよりも大きく可動するので両肩のアクションの自由度が高めです。
「一話から出てくるくせに戦闘スタイルがフクザツ」
飛べたりパーカーゴーストを呼び出せたりと多芸なアーマーですね。
劇中でもそうですが、フィギュアとして見ると想像以上に黒く、あまり目立たなかったりします。
「腕の可動が広いとは言え、ゴーストっぽい手を組んだポーズは難しい」
「行け! パーカーゴースト!」
一話から登場しているくせに謎が多いのもゴーストアーマーの特徴。
まずどこから手に入れたのか分からず、パーカーゴーストも意識があるのか無いのか……?
色合いもシックで目立ちませんがフィギュアのみならず、物語としても注目のアーマーと言えます。
「アーマータイム! レベルアップ! エグゼイード!」
続いてエグゼイドアーマー。
ガシャコンブレイカーを大胆に両腕にあしらっています。
両肩のガシャットもかなりデザインに溶け込んでいますね。
「エグゼイド」
エグゼイドのデザインの特異性の八割以上は顔に集約されており「目」と「髪」がそれに当たります。
今回は目は「エグゼイド」になっていますが、髪のみでも誰か分かるという意味において、やはりデザイン的に凄まじいインパクトがあるのだと再確認できます。
なお残り二割の特異性は複雑怪奇かつポップでビビッドなカラーリングです。
「腕の武装でぶん殴るというシンプル過ぎる戦闘思想」
エグゼイドの攻撃が当たると「HIT!」というエフェクトがありますが、エグゼイドアーマーだと「ヒット!」になっています。
こういう本来のライダーとの差異がジオウの魅力の一つ。
……じゃあゲイツだと「ひっと!」になるのか?
「エキサイエキサイターカーナールー」
エグゼイドっぽい決めポーズは肩装甲の関係上難しい感じです。
「そんなんじゃないんだけどな」でおなじみの必殺技も……
「クリティカルタイムブレーク!」
このくらいが限界です。
各種ライドウォッチが意外とすんなり手に入っていくので今後アーマータイムがどれくらい使われるのか心配ですが、それはそうと見た目が面白いのでエグゼイドアーマーも結構オススメ出来ます。
「貸せ! アーマータイム!」
ジオウとゲイツを入れ替えて再度アーマータイム。
少なくともゴーストアーマーは目立つようになりますね。
「ゴースト」
「えぐぜいど」
「行くぞ!」
「ここでお前を倒してもいいんだぞ?」とか見張ったりとかしている割には、結構早い段階で連携して共闘している両ライダー。
必然的に怪人に2対1で戦うことができ、更に歴代ライダーの力が使え、時折レジェンドライダーご本人も参戦してくるので、ジオウは敵に対して有利なライダーですよね。
「アーマータイム! 3・2・1! フォーゼ!」
ここからは期待の専用デザインをもつフォーゼアーマー。
フェイスパーツはジオウのものしかないので、実質専用アーマーのようですね。
「フォーゼ。あとドライバーが(オモチャ的に)純白」
人型ではなくロケットを模した状態から分解するというスタイルをとっています。
ジオウへの組付けには他のアーマーと同様のハードポイントを使っていますが、これまでとは大きく違ったシルエットですね。
「比較的可動も維持されている」
体にアーマーを固定しますが、大部分の可動は生きているので他のアーマーよりもアクションは得意です。
顔は固定されてしまいますが、組付けに若干の遊びがある為、少々なら左右に動かす事ができます。
「ベースステイツを元にしているようだが……」
色合いはベースステイツですが、両腕がロケットだったり(ロケットステイツ)、アーマー自体はマグネットステイツみたいだったりと、フォーゼの色々な部分を取り込んだデザイン。
アーマータイムで両肩に変身アイテムをあしらうという基本は、絶対のものではないようすね。
「足も大きく開くことができ、ポーズの幅が広い」
腰可動が生きており、股関節近辺に何も装甲が無いので下半身は通常のジオウと同様の可動範囲。
劇中ではフワフワした戦闘スタイルだったりしますが、それらを再現するにも十分といった感じです。
「ベルト操作中は腕のロケットが離れて飛んでいるのがちょっと面白い」
「ロケットモード」
「宇宙に行くー!」
「宇宙ロケットきりもみキック!」
「何だ今の技は……」と宇宙で放ったのにどこかで見ていたゲイツにツッコミを受けた必殺技も再現可能!
要するに元の形状のアーマーを着込んだだけなのですが、オモチャとしては無駄のないギミックです。
特にこれまでのアーマーには無い部分が多いのがフォーゼアーマーなので、少々いつものアーマー形状に飽き気味という場合にオススメです。
「タイマンでノーコンティニューで命燃やす気がする」
「かくしてアーマーも揃い始めた」
ゴーストアーマー、フォーゼアーマー、エグゼイドアーマー、似た形状のアーマーもありはしますが、それぞれ個性的なデザインです。
特にフォーゼアーマーは形状も新しく、ギミックも多めで楽しい一作です。
これからも様々なアーマーが登場すると思いますが、気に入った形状のアーマーを気楽にジオウやゲイツに着せてみてはいかがでしょうか。
以上「RKF ゴーストアーマー ・ フォーゼアーマー ・ エグゼイドアーマー レビュー」でした。
一方レジェンドライダーはビルドが中心……どころかビルドからしか出てない!?