仮面ライダージオウに合わせ新フォーマットを採用したRIDER KICK'S FIGURE。
一通りのギミックを搭載した第一弾に引き続き、先代ライダーであるビルドがラインナップされました。
今後に続く歴代ライダー達の試金石となる注目の一作です。
さぁ、レビューを始めましょうか。
「箱のサイズは小さく、梱包もシンプルなイマドキ仕様」
「箱から出して本当にすぐに遊べるのがウレシイ」
付属品は交換用手首とドリルクラッシャーです。
いたってシンプルな内容ですね。
「背後からは見ないからまぁこれでいい」
正面は塗装部位も多いのですが、背後はコストカットの為基本的に塗装なしですね。
確かに再現度としては微妙な所ですがそうそう背後から眺めることもないので、あまり大きな問題にはなりません。
「決めポーズ用の平手が良い働きを見せる」
可動範囲はジオウと変わらず、強度を保ったうえで様々なアクションポーズがとれます。
「腰ではなく胸に可動ポイントを持ってきた為、より自然なポーズがとれる」
わりと前からアメトイでも主流になっているのが腰に軸可動を用意するのではなく、胸でボールジョイント可動にするやり方。
このサイズであれば、無暗に可動部位を増やすより遊びやすさに貢献してくれます。
「ドリルクラッシャーが青一色なのは少々ザンネンか」
手の可動が無くなりPVC(ゴム)製の手首で保持するようになったので、あまり大きい柄の武器はガッチリと保持できないことがありますね。
柄が細すぎてもダメなのですが、この辺りはシリーズの課題として持ち上がってきていると思います。
「見たら絶対食い付くヤツ」
「武器を持つ」という点では微妙でも他の部分では過去より進化しています。
まず手の形が崩れず、不自然に大きくなりません。
そして「少し開いた手」というのは、キャラクターの表情をより豊かに表してくれます。
「ライダーキックでも、平手があると自然な感じに」
ジオウはフォームチェンジ用のジョイントがあったのですぐにスタンドを使えたのですが、当然ビルドにそんなものはないので写真が少々ムリヤリですが……
ボーイズトイ事業部製のフィギュアはこれまで「かがむ」ことができなかったのですが、RKFの胸可動ならばライダーキックをより臨場感をもって再現できます。
ビルドには決めポーズ用ですが平手があるので、なおさら良い感じになりますね。
「ビルドともに、ライダータイム!」
RKFの魅力の一つは多くのライダーをお手軽に並べられる点。
まだまだ数が足りませんが、ジオウを中心に歴代ライダーも順次ラインナップしてほしいですね。
集結のあかつきには専用手首で決めポーズをとらせながら並べ立てる……!
「早速共闘!」
写真で何となく分かると思いますが、ビルドもかなり割り切った塗装ですね。
ジオウよりも更に色が不足しています。
ただ一方で、遠目にはそうとは分からない。
「今度はアーマータイムで」
「とても作り込まれている」と「大まかな色分けができている」は遠くから見たら大体同じに見えることが多いです。
ましてやRKFはお手軽に手に入るボーイズトイであり、微妙な作り込みより頑丈さの方が大切です。
そういった意味で、RKFビルドは同シリーズのジオウと同じく、必要な仕様を満たした良質なボーイズトイであると思います。
「ベストマッチ! ビ・ル・ドー!」
RKFジオウにはアーマーを交換できるギミックがありますが、ビルドには当然ありません。
ごくシンプルなアクションフィギュアですが、最近は案外そういったものが少ないですね。
「勝利の法則は決まった」
ビルド時代のボーイズトイは首が可動しなかったりと、正直なところ少々窮屈でした。
隣で食玩も一大シリーズを形成していますが、箱から出してすぐ遊べ、しっかりと可動してくれるお手軽トイとしての属性は、RKFで久しぶりに復活したように思えます。
「ビルドから……」
「ジオウへ!」
新シリーズへ入った直後に一つ前のシリーズのフィギュアをラインナップできるというのも今回ならではかもしれません。
始まってすぐなのに安定したクオリティと、見どころの多い仕様で、RKFビルドも次を期待させる内容です。
ぜひお手軽に入手してみてください。
以上「RKF レジェンドライダーシリーズ 仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム レビュー と お手軽トイ第二弾」でした。
一応これで初期に発表されたライダーは全員か……? 次は誰が来るのか?