装動も令和に突入し、ゼロワンシリーズがリリースされました。
毎度やりすぎ感のある食玩ですが、今回はどうなったのか?
食玩らしくお気楽に見ていこうと思います。
「パッケージ①~④」
「パッケージ④~⑤」
「裏面は共通」
「①と②を開封」
①のゼロワンボディが右、②のゼロワンライジングホッパーアーマーが左です。
今回から一部ランナー形式になっていますが、コレは素手で切り離せるタイプです。
「①+②でライジングホッパーが完成」
今回はシールも少なく、一体10分ほどで完成します。
一見しただけでは食玩とは思えない完成度を実現しています。
スタンドも付属しており手首パーツを保管しておいたり、スタンド自体を連結させる事も出来ます。
「背後から」
誤飲対策がチラホラ見えますが、色分けもしっかりと再現されています。
「他のラインナップはコチラ」
「背後」
今回の仕様は①のボディを③と④も使うというもの。
ゼロワンの3つのフォームを同時に並べるには①も三個必要という事ですね。
意外にも装動では珍しい方式ではないでしょうか。
「先発との比較」
RKFライジングホッパーとはプロポーションがまるで違います。
装動は体格が良くマッシブな印象を与え、更にアーマー感を主張しています。
流麗なRKFとどちらが良いかは好みの問題ですが、劇中再現度で言うと装動の方が上という印象です。
「A jump to the sky turns to a rider kick」
早速アクション!
平手が標準で付いているのでポーズの幅が広がりますね。
「必要十分な可動範囲」
RKFと比べると腰回転がありますが、胸のボールジョイントが無い為、ポーズの自由度では一歩劣ります。
とはいえ食玩でこれだけ可動するのは驚きです。
腰や手首可動といった部分はこれまでのシリーズで徐々に進化してきた部分ですね。
「キックポーズでも自立できる」
「アタッシュカリバーをキャッチ!」
かなり使いにくそうだが色々活用されているメイン武器アタッシュカリバーは別のアーマーに付属。
アタッシュモードは③、ブレードモードは④ですね。
「ブレード展開」
「斬撃」
アタッシュカリバーは両形態共に肉抜きがありません。
メインで使う武器だけに嬉しい心配りです。
「スタンドも活用」
スタンドは棒立ちさせる以外にもアクションポーズに対応しています。
足や腰の裏を活用して迫力ある展示が可能です。
「 カ バ ン ス ト ラ ッ シ ュ 」
ライジングホッパーだけの問題ではありませんが、ボディを共有している都合上ジョイントを使用しない形態だと「腕の穴」が目立つという点が挙げられます。
他が細かい点までフォローしているだけにイヤに目立つ感じです。
「お前を止められるのはただ一人! 俺だ!」
「 ラ イ ジ ン グ イ ン パ ク ト 」
「心の目で技名がL字に並んでいる感じに補完して頂きたい」
三十分という尺の中で次々と必殺技を繰り出していく爽快感があるのがゼロワンの特徴。
最初は微妙に思えた技名の演出も見慣れるとゲーム的で、更に一つの区切りとして活用されている感もあります。
「Fangs that can chomp through concrete」
次はバイティングシャーク。
テレビ放送ではコチラが最初のフォームチェンジでした。
「蛍光イエローとターコイズが入り乱れる独特なカラーリング」
ゼロワンのフォームチェンジはライジングホッパーの装甲が移動し、更に上から別のアーマーが取り付くデザイン。
「腕のコレはアンリミテッドチョッパー。元はライジングホッパーの胸装甲だった」
体型をスマートに維持しながら、しかしバリエーションを生み出す、ジオウの発展的な発想に思えます。
「実は爪先やふくらはぎは造型とシールが一致していない」
ライジングホッパーの装甲が変形・移動している都合上どうしても共通ボディだと無理が出てくるのか一部はシールのみで再現する方式をとっています。
爪先等はディティールとシールが一致していない最たる部分です。
「もっとも、よく見ても中々気付けないとは思う」
また、一つのボディを使いまわそうとするとドライバーの中心の状態に齟齬が発生します。
細かく各フォームごとのドライバー用シールを用意してくれているので、やはり本体は三つ欲しいところです。
「 バ イ テ ィ ン グ イ ン パ ク ト 」
なおボディ本体はライジングホッパーの造形に合わせてあるようです。
お次はフライングファルコンです。
「Spread your wings and prepare for a force」
赤が鮮烈な飛行フォーム。
本編では珍しく、翼もないのに長時間に及ぶ空戦を繰り広げました。
「飛行形態はスタンドが活きる」
平手が標準であるのが大きいですね。
素早く軽快な空中機動を見せる形態なので今回一番恩恵を受けているのではないでしょうか。
「あまり攻撃的な能力を持たない平和なフォームだったりする」
「そして初登場回は別のライダーに見せ場を奪われた」
「バイティングシャーク同様、足とふくらはぎの造形とシールが一致していない」
まさがフライングファルコンがあんな事になってしまうだなんて。
まぁ飛ぶのも予算食うだろうし、いやでもアレにも翼があるんだよな……とか、まぁ後で本編で会いましょう(?)。
「The elevation increases as the bullet is fired」
変身……!
色々大人気のフワさんのシューティングウルフも第一弾にラインナップ。
青と白のコントラストの再現度が高く、今回の中でも特に出来の良い一体です。
「左右平手の他、エイムズショットライザー収納状態も再現可能」
「頭部~胸部にかけての細かい塗装部分も見所」
地味ではありますが塗装部分も多く、可動も装甲の形状ゆえにゼロワンより少しだけ自由度が高かったりします。
「銃を駆使しながらも格闘戦を主体とした荒々しい戦闘スタイルが性格を表している」
「一枚目で映っているが、エイムズショットライザーは肉抜きあり」
「 バ レ ッ ト シ ュ ー テ ィ ン グ ブ ラ ス ト 」
サブライダーでありながら主役級の演出で〆。
平手があるのでギリギリそれっぽいポーズがとれますね。
「装動との邂逅」
装動ゼロワン第一弾で目に付いたのは近年のホビー業界の潮流である「効率化」です。
これまでの装動シリーズであれば愚直に各形態を作り込んでいたと思うのですが、今回は共通ボディを導入してある程度の部分には(シールで)目を瞑り、一方で可動や武器、塗装等の強化で全体のバリューを高めています。
「装動ゼロワンへようこそ」
満足度を高めながらも、種類が多くなっているライダー数(形態)へ対応し、出来るだけ多くの立体をリリースしたいという志を感じます。
宣言の通り、いくつものシリーズを「本気」で駆け抜けてきた装動ですが、今回もまた期待できる立ち上がりとなりました。
毎回コンプリートしてるあなたも、久しぶりのあなたも、取り急ぎお菓子売り場へどうぞ。
以上「装動 仮面ライダーゼロワン AI 01 レビュー 効率化された本気の令和ライダー食玩」でした。
しかし怪人側まで出すとか日の出の勢い……あとメダロットの食玩出ますので同好の方は是非