The Ascent アセントというゲームが軽量かつ面白かったので簡単にご紹介。
何よりAAAタイトルクラスのグラフィックが圧巻、しかしゲーム自体は気楽に手をだす事ができる仕上がりでした。
「タイトル画面そのままの世界を冒険」
舞台はサイバーパンクな退廃的世界。
呆れる程の階級社会で下はスラム以下、上は天上人のような格差があります。
「ゲーム中は基本的に見下ろし型」
物語は大手企業であるアセントの崩壊から始まり、下層労働者である主人公は、ひょんなことから企業間のゴタゴタに巻き込まれる……という世界観に即した筋書きです。
「装備品のデザインが洗練されている」
サイバーパンク世界というと様々な文化がごった煮されたような装備が特徴の一つで、ダサカッコイイといったデザインが基本ですが、アセントはどれも未来的です。
「ゲーム中の装備も徐々に移り変わっていく」
防具はレア度が同じものなら能力値の差はないので強い装備にどんどん切り替えていくスタイルです。
そのためオススメ防具等はありませんが、銃のオススメならば序盤はランチャー、後半はエンフォーサー、機械の敵にはビットスピリット、辺りが使いやすい所でしょうか。
「戦闘はオーソドックスな2スティックシューター」
戦闘そのものは左スティックで移動、右スティックで照準というベーシックな仕様です。
自分の足元にマーカーが表示されますが、全体的に暗い景色が多いのであまり目立ちません。
とりあえずゲーム全体を通してひどく歩き回る必要があります。
「戦闘中のグラフィックも圧巻」
ムービー中はもちろん、戦闘中も未来世界が視界に広がり続けます。
一方でメモリを食うらしく、処理落ちも結構起こります。
「必殺技!」
戦いは銃のみではなく、体を改造した結果として身に着けた特殊攻撃が可能です。
オーグメンテーションは身体改造的なニュアンスですが、ゲーム的には装備の付け替えと同様です。
強化パンチで引き飛ばしたり、レーザーを撃ったり、回転ブレードを展開したりとロマン要素を含んでいます。
「ボムで回復!」
その外にも手榴弾を投げたり、回復フィールドを展開したり、果ては強化アーマーを召喚したりできるタクティカルというシステムもあります。
全体的に難易度は低めで、サイバーパンク世界を好きな戦い方で冒険するという内容になっています。
まだちょっとバグが多く、ボス戦がやり直しになったりする事もあるのはご愛敬。
「今後にも期待できる」
圧倒的なグラフィックを気楽に体感できるシンプルなゲーム性が、重厚長大な作品が増えている現代では逆にありがたい。
サブクエストを除く本編だけなら15時間程でクリアできるので忙しいがゲームを遊びたいという方もぜひ。
以上「The Ascent アセント レビュー 最高クラスのグラフィックとコンパクトなゲーム性のサイバーパンク」でした