レイドバックモデリング

より「ゆるく」立体物で遊びます

ハイパーファンクション LBXオーディーン レビュー 最新技術を投入され、8年越しの初登場

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 通常版オーディーンのリリースが2011年夏……実に長かった。

満を持してハイパーファンクションオーディーンが登場です。

待たされただけありギミック、プロポーションともに完璧な内容に仕上がっています。

 

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「パッケージも大きめ」

 

 

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「セット内容」

 

 

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「デカールも付属」

 

 

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「完璧な再現度」

 

 

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「露出しているシール部分はウイングの二か所のみ」

 

 組み立て時間は標準的なHGのガンプラと大体同じ。

 

通常版のLBXに比べるとリアルグレードに相当するイメージです。

 

 

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「骨格を内蔵」

 

 機体のギミックのみならず設定であるコアスケルトンも再現。

 

組み立てでは文字通りフレームにパーツを着せていく形になり、アニメ(ゲーム)の設定通りです。

 

 

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「ハイパーファンクション、それはダンボール戦機プラモの完成形」

 

 ハイパーファンクションは無印の後継作品であるダンボール戦機Wが放送されている辺りで投入されたシリーズです。

 

ハイパーファンクション第一弾であるアキレスはその頃アニメには登場していなかった(マイナーチェンジ版は登場)ので、少々機を逸したシリーズではありました。

 

 

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「後発なだけあり、アニメから飛び出したような完成度」

 

 一方でその出来は全てのダンボール戦機プラモを過去にしかねない圧倒的なもの。

 

ハイパーファンクションをアキレスを遅れて組み立てた際の感動はいまだに覚えています。

 

 

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「何故か当時リリースされなかったのがこのオーディーン」

 

 ごく少数のLBXだけがハイパーファンクション化し、それもダンボール戦機一期のLBXのみでした。

 

オーディーンは後半主人公機にあたる機体なので当然出ると思っていたら、その後シリーズは断絶。

 

一期ラスボスまでもハイパーファンクションになったのに何故……?

 

 

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「そして時を経て今」

 

 通常版のオーディーンから8年と3カ月、ハイパーファンクションアキレスから6年と9カ月。

 

オーディーンはまさかのハイパーファンクション化を果たしました。

 

あまりのめでたさに三箱入手する所でしたが、大人になったので自重しました。

 

 

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「遅れてきて良い事もあったりする」

 

 ハイパーファンクションのコアスケルトンは基本的にABS製でしたが、今回は一部にKPS素材が使われており、当時難しかったであろう変形ギミックを完全再現しています。

 

また、KPSはマットな質感なのでオーディーンのグレー部分のリアルさ向上にも寄与しています。

 

 

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「ハイパーファンクションアキレスと通常版AX-00」

 

 アキレスに比べるとカメラアイのクリア化が目立ちます。

 

……しかしアキレスの完成度が高すぎて、軽く見ただけでは進化ポイントが分かりにくいですね。

 

 

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「メインギミック、飛行形態への変形」

 

 恐らく当時ではここまでキレイに変形できなかったものと思われます。

 

脚部や腕の変形はKPS素材が少なからず有効に働いているように感じます。

 

 

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「機体を薄くしようという執念すら感じる」

 

 元々が難のある変形ギミックだったりするので、立体物としてカッコよく見せるのが大変ですが精一杯薄くしています。

 

オーディーンの飛行形態をこれ以上航空機っぽく見せるのは無理なのではないでしょうか。

 

 

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「なおこの形態は暴走列車に追い付くくらい早い」

 

 

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「背後から見た時の情報量が多くて得した気分」

 

 

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「横顔を隠しているマスク状のパーツの細いグレーのラインがシール」

 

 飛行形態事態にギミックなどはありませんが、ここまでしっかりと変形できると嬉しいですね。

 

変形中に黄色のパーツが外れやすかったりするので接着してしまうと安心して遊べると思います。

 

 

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「アタックファンクション!」

 

 

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「グングニル!」

 

 オーディーンのハイパーファンクション化をもって一期の主役級LBXは網羅された形になりますが、こうなると夢を持ちたくなるのが今後の展開です。

 

あの当時の少年たちも今や大人、当時のLBXをハイクオリティなプラデルシリーズで入手したいという需要はあるように思えます。

 

 

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「この必殺技ギガドリルブレイクとすごい似てる」

 

 ダンボール戦機プラモは低価格プラモデルという予算の中で可能な限り工夫をしていましたが、値段を抑える為に細かい部分を切り捨てていた点は否めません。

 

そういった枷が無くなったハイパーファンクションシリーズはプラモデルファンにも納得の、大人も満足のカテゴリーでした。

 

 

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「今後の展開を期待したい」

 

 オーディーンのハイパーファンクション化はダンボール戦機の再展開中だったからなのか、あるいは今後があるからなのか判断はつきませんが、当時のファンとして夢を持って静観したいと思ます。

 

 

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「かくして第一期主人公機、各シリーズに揃う」

 

 ダンボール戦機ファンならば組まない訳にはいかないハイパーファンクションオーディーン。

 

その出来はご覧の通り爆ブーストといったところか(言いたいだけ)。

 

この記念すべきキットを組み立てて静かなる祭りを祝いましょう。

 

以上「ハイパーファンクション LBXオーディーン レビュー 最新技術を投入され、8年越しの初登場」でした。

 

(これはオーディーンのレビューだが)とりあえずアキレスだけは絶対組んで、いやホントに