しばしカラバリが続いていた30MMに局地戦シリーズが登場。
素体に新規パーツが追加され、今回は空中戦を題材とした造形です。
当然いつもよりパーツも多く、まさしく30MMスターターキットと呼べる内容です。
「溢れんばかりにパーツが詰まっている」
「だが組み立ては簡単」
基本となる素体は同じですが、組み立てはパーツ数が多いので30分よりちょっと時間がかかります。
「空中戦仕様のバックパックは迫力十分」
過去のオプションパーツが含まれていますし、今回のアルト空中戦仕様はこれまでの総括的な内容でもあるので私自身もここまでを振り返っておきましょう。
第一弾のアルトとオプションセット、そして第二弾のポルタノヴァとオプションセットは30MMシリーズの基礎となりました。
第三弾のオプションセットはそれらを更に補強するもので、第四弾のオプションセットでは個性的でより発展的な武装類を扱うに至りました。
アルト空中戦仕様のバックパックから生えているブースターは第三弾のマルチブースターユニットのリカラー版ですね。
「余りパーツ」
ネイビーのアルトを組み立てる事ができますが、通常版のバックパックと武器は付属していません。
「例によってデカールも付属」
「アルト空中戦、出るぞ!」
脚部パーツが変わっても可動範囲は健在。
腕や腰等の部分は普通のアルトと同様なので相変わらずの広域な可動を見せます。
「アルト空中戦仕様、出撃を確認」
「戦闘距離まで巡行せよ」
写真で見るより翼は大きく、MGのガンプラクラスのサイズ感ですね。
完全オリジナルなシリーズだからこその迫力ある大きさです。
「砲撃を開始する!」
バックパック、キャノン砲基部共に可動する部分が多く、ただ遊ぶだけでも自由にパーツ位置を調整できます。
当然それら全てジョイント径が同じなのでバックパックの分組み換え自由度も高まっています。
「ロイロイもしっかり付属」
公式のラインナップ説明欄から何故かリストラをくらっていますがロイロイはちゃんと付属しています。
キャノン砲は持ち手を取り換える事で手持ち武器にもなります。
「さぁ、付いて来てみせろ!」
ここからはオプションセットや、キットに付属の追加パーツなどを装備して遊んでいきたいと思います。
「手持ちの武器もあると一気に重装備感がでる」
足に装備した装甲(?)はアルト空中戦仕様に付属のものです。
空中戦仕様のバックパックがしっかりとした大きさなので、本体も少し盛ってあげるとバランスが取れて良いですね。
「よぉ、隊長さん。生憎の天気(戦況)だな!」
色と位置が違う事でまるで別のパーツに見えるのがスゴイですね。
アルト本体も大部分が同じはずですが、目立つアイコンの形状が違うので完全な別機体に見えます。
「やはりキャノン砲とは別に武器があると楽しい」
本体とオプションパーツが完成されたキットなので、追加でオプションウェポンがあると完璧です。
「隙を見せたな……!」
火器のみならず、刀剣類も似合います。
気分は空の狩人、という感じでしょうか。
「この空は俺の縄張りなんでね、出ていってもらおうか!」
ただ組み立てだけでも永久に遊べそうですが、30MMは基本的に組み換えを推奨しており、例えば空中戦仕様を複数入手する事でより大型のバックパックを簡単に作る事もできます。
今までのアーマー類を持っている方は文字通り朝日が来るまで遊んでいても普通に時間が足りないでしょう……!
「追い払えた……いや、これから始まるのかもな」
30MMシリーズに局地戦の始まりを告げたアルト空中戦仕様。
多彩なカラーとオプションが存在するシリーズですがアルト空中戦仕様は、拡張性の高い本体・自由度の高い組み換えが一箱に詰まっているので、まず一機となれば間違いなくコレをオススメします。
あぁ、勿論ベテランの皆さまは既に自分のドックに配備済みかと思いますが、まだの人はいつも通り量販店等で受領出来ますので年末年始のおともに是非。
以上「30 MINUTES MISSIONS 1/144 eEXM-17 アルト(空中戦仕様)[ネイビー] レビュー 30MMスターターキットテイクオフ」でした。
来年は局地戦機の他、追加パーツ、そして新型機が来るとの情報を掴んでいる……!