新素体を採用した新たなるガバナー。
パラポーン・エクスパンダーをレビューします。
小型ながら大迫力のキット内容です。
「装甲の色合いは一つ前のイグナイトに近い感じ」
「大型だけあって、いつもよりパーツも多め」
「ランナーも成型色も多め」
「塗装済みパーツと軟質パーツも完備」
「心なしかいつもよりカラフルに見える」
大型、マッシブな外観ですが組み立てそのものは短時間で済みます。
ヘキサギアのガバナーも数が増えてきましたが、正統派な「二つ目」のキャラクターはこのエクスパンダーが初。
センチネルは、まぁちょっと個性的な顔立ちなので……
「フル装備、強そう(確信)」
可動範囲も必要十分です。
股関節周りが若干窮屈ですが、そもそも動的なキャラクターではありませんので大きな問題ではないかと思われます。
この背中に武装をマウントした状態ですが、剣先が地面についているのでエクスパンダーが倒れなくなります。
飾っておく時にはこの状態が意外とオススメです。
「メイン武装、ガトリングブレード」
キャラクターを象徴する武器、ガトリングブレード。
二種類(三種類?)の構えで多様なポージングに答えます。
「射撃モード、こっちの方がしっくりときますね」
本体の大きさに対して、それ以上の大きさの武装なので保持は難しいだろうと思っていたのですが、不思議な事に普通に持てます。
弾倉がアシストしてくれるので、結構派手なポーズでも問題なくポージングできます。
「地味にうれしい武装、ハンドガン」
アクションの際には少々邪魔だったりするのですが、サブウェポンとして非常に汎用性が高いハンドガンが付属しています。
エクスパンダーのみならず……
「行くぞ相棒(敵勢力)」
他のガバナーに持たせても似合う嬉しい武装です。
ちょうど他の人が出てきたので、大きさも比べてみましょう。
「頭半分くらい大きい」
大型と言っても、極端に大きさに差がある訳ではありませんね。
とはいえ体形が全く違うので、ぱっと見の印象では一回り大きく見えます。
「マズイ奴に出くわした! 出来るだけ抑えるが、期待はするなよ!」
設定の熱さもヘキサギアの魅力の一つですね。
エクスパンダーは歩兵でありながらヘキサギア級の戦闘能力を持つというキャラクター。
「目下最大の脅威」と相手勢力であるリバティーアライアンスには認識されています。
シリーズの中でも大ボスにふさわしい設定を持っています。
「毎度毎度だが、付属のイメージカードは必見!」
圧倒的な戦闘能力を持ち、敵の軍勢の進行すらも単機でどうにかしてしまうエクスパンダーは「勝つの無理だろ」と感じさせます。
しかし、イメージカードの最後の二行は世界観を驚く程膨らませてくれます。
ぜひその目で確かめ、シリーズへの期待を高めて下さい。
「……お前達の進撃は、ここで終わる」
重武装、重装甲による重量過多の為、拠点防衛が主な任務、という触れ込みですが各地の戦場で発見報告があがっており、謎の多いガバナー、エクスパンダー。
ヘキサギアは妄想を捗らせる……!
「エクスパンダー・タイプによって被害レベル拡大……潮時か、撤退だ」
プラモデルとして見逃せない点は、そのサイズ感なのに全体的な保持力が高い点です。
これまでは小さすぎて関節がユルくなってしまうことがありましたが、エクスパンダーは肉厚なので保持力の問題をクリア出来ています。
足首も軸可動が追加され、保持力と可動範囲が向上しています。
「よくやった方だ、リバティーアライアンスの犬」
あまり動的なポーズはとらせていませんが、腰の関節も高い位置にあり、普通のガバナーより深くかがむことができます。
注意点としては、バックパックのチューブや武器の持ち手部分はパーツが外れやすくなっています。
しっかりとではなくても簡単に接着しておくことをオススメします。
「全てはプロジェクト リ・ジェネシスの為に」
バリエーションではなく、完全新規のガバナーとして参戦してきたパラポーン・エクスパンダー。
相変わらずと言いますか、このサイズに高い可動範囲を押し込め、その上で造形と組み立てやすさを維持しています。
前からシリーズを追いかけているガバナーにも、これから参戦予定の人にもオススメできるキットだと言えます。
エクスパンダーの圧倒的な力を、その手で体感して下さい。
以上「ヘキサギア パラポーン・エクスパンダー レビュー と 待望の大型素体、新ガバナーに迫る」でした。
大型セットって何か良いですよね