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光芒のア・バオア・クー 感想 レビュー と Ark Performance を推したい その①

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  ガンダムの漫画、光芒のア・バオア・クー。

侮るなかれ、これ以上に作り込まれたガンダム漫画シリーズはそうありません。

 

 

 これは、一年戦争ファンへのステマ(ダイレクトマーケティング)。

 

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 「まるでN〇Kのドキュメンタリーみたいな導入。実際本作はドキュメンタリーです」

 

  心のどこかで、ガンダム漫画って微妙と思っていませんか?

確かに原作がアニメである場合が多いですし、アニメの展開が漫画でなぞろうとすると尺が足りなくなりがちです。

さりとて本編ではなく外伝をやろうとすれば、そこにはストーリーを組み上げられる技量が必要となってきます。

 

 そもそも、ロボット物というのが難しい。

 

どうやって動いているのか?

何で出来ているのか?

誰が整備しているのか?

 

細かい点をあげればキリがありませんが、表現するにあたって考えるべき事柄が多く、アニメでも正確に設定されている訳でもないものを漫画家に丸投げすれば、自ずとクオリティに影響が出てきます。

 

 「光芒のア・バオア・クー」は、そういったガンダム漫画にありがちな不満点がまるで無く、逆に「設定」を乗り越えようとしてくる熱い漫画なのです。

 

 

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「なるほど、立体音響だったのか……え? この漫画のオリジナル設定?」

 

 ことガンダムの漫画となると、戦争シーンや艦橋での司令官のやり取り、といった戦いの部分がクローズアップされがちです。

光芒のア・バオア・クーは、戦闘ではなく決戦に参加した名もなき兵士達が何を考え、どう行動したのかを取り上げます。

 

戦う兵士のみならず、衛生兵や亡命部隊といった部分にも光を当てます。

合わせて、最新の医療設備やプロパガンダという、ガンダムではあまり見られない部分も恐れず描写していきます。

 

イチから設定を書き起こすのは相当な重労働だったと思います……

 

 

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「この精密なメカ描写を見よ」

 

 当然ガンダムなので、モビルスーツ達も登場してきます。

オリジナルなディテール山盛りで、登場シーンが少なくても物足りなくありません。

 

マンガだと作画の負担を減らすため、ツルツルした外見になりがちですが、光芒のア・バオア・クーではモビルスーツの登場シーンそのものが少ないため、一体一体を書き込めたのだと思います。

 

またご覧の通り、ガンダム漫画ではイラストのクオリティは最高位といっても過言ではないでしょう。

 

 

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「この時、自分がジオンの一般兵ならば死を覚悟せねばなるまい」

 

 「Ark Performance」によるガンダム漫画作品は他にもあります。

「ギレン暗殺計画」「ジョニーライデンの帰還」等があり、わざわざマイナー気味な「光芒のア・バオア・クー」を取り上げたのは一巻で完結しているからです。

 

やはり合う合わないはあるもので、一巻で完結しているものをまず読んでみてほしいと思ったのです。

 

実は基礎的な設定を上記三作で共有しており、全部読むと意外なところが繋がっていたりします。

 

 一年戦争の基本的な物語を知らないと「?」となりがちですが、知っているならばこれ程よくできた外伝漫画はありません。

個人的には必読クラスの作品シリーズなので、ぜひご一読下さい。

 

以上「光芒のア・バオア・クー 感想 レビュー と Ark Performance を推したい その①」でした。

 

安くなっているみたいですね