ガンダムビルドダイバーズの主役機ガンダムダブルオーダイバーのキットについて。
いつでもガンダムの新作が放送されるということは一大イベントですね。
ダブルオーダイバーは超傑作キットであるダブルオーの一部内容変更キットですが、基本は変わらず、むしろ大幅に進化しています。
00系列キットの魅力は何と言ってもクリアパーツ。
「最初のダブルオーの頃は無色のクリアパーツだったりした」
「手首のパーツの大幅追加!」
あまりにもスムーズな組み心地。
「まだ一部クリアパーツは組み付けてないよ」
ダブルオーダイバーの元となるHGガンダムダブルオーは2007年の4月に発売されました。
ダブルオーダイバーは2018年4月発売なので、実に元のキットから11年が経過しています。
しかしながら、2018年時点の最新キットと比較してもなお凄まじい出来です。
特に組み立てのリズム感、迷いなくパーツが集まっていく感覚はダブルオーのキットとしての完成度がいまだに並外れているからと言えます。
「完成。シールでも良いけど、少しだけ色を塗るとより愛着が」
色分けもほぼ完璧、シールもわずかです。
頬のグレーは今なら色分けされていてもおかしくないのですが、せっかくなのでマーカーとかで塗ってみましょう……
「10年経っても可動範囲では負けない!」
かつてダブルオーのキットが発売されたとき、何人が「自分より可動範囲広い」と思ったでしょうか?(思ってないかな)
少なくとも体の硬い人間より、このダブルオーダイバーは柔軟性をもっています。
ダブルオーはいわば記念碑的キットと言えます。
新しいポリキャップ(可動部のゴム製のパーツです)を採用し、全体の設計も広い可動を目指したものになりました。
それはダブルオーだけに留まらず、後のガンプラへと影響を与えていきました。
「全身のクリアパーツが綺麗なのでインスタ映えするガンダムでもある」
ダブルオーダイバーの価格は定価1080円(税込)です。
ダブルオーも1080円(税込)だったので、パーツが増えた分お得なキットです(ダブルオーとして組み立てることはできませんのでご注意を)。
これはぜひ多くの人に手に取ってもらいたいという企業努力でしょう。
ファンの一人としても、ぜひ組み立てて欲しいと言えます。
「何かちょっと装備がさみしい? ダブルオーもそうだったな……」
アニメ放送に合わせて、ダブルオーはオーライザーと合体して強化されました。
そして、ダブルオーダイバーも同じく……
もっとも、絶対必要という訳ではありません。
豊富な手首パーツは、様々な武器を装備させて遊んでほしいということです。
既に持っているガンプラ、あるいは他社の武器パーツでも、数種類の手首でダブルオーダイバーは使いこなすでしょう。
「銃と剣が一体化しているのも遊びやすいポイントの一つ」
広い可動範囲と可変する武器によってプレイバリューが高いのも嬉しい所。
斬りかかるポーズでも、撃つポーズでも様になります。
それから手首の更に上、という珍しい可動ポイントを持つキットはあまりないのでは?
「ダブルオーの頃はライフルモードで武器をまともに持てなかったが、過去の話」
他の機体の武器はある程度しっかり持つダブルオーダイバーですが、自分の武器だけはいまだに少々苦手なようです。
武器の握りの部分の形状が若干独特なので、銃形態だとすっぽ抜けやすいのです。
それでも大幅に抜けにくく改良されています。
「武器の保持力? 普通に遊ぶ分にはあまり関係ない」
広い可動範囲だが、静と動のどちらのポーズで飾っても問題なし。
ガンプラには様々な初心者オススメキットが存在します。
ダブルオーも勿論その一つです。
アニメ放送中であれば、ダブルオーダイバー以上のオススメはないでしょう。
組み立てやすさ、綺麗なクリアパーツ、強化パーツによる拡張性、アニメ放送で盛り上がることもできます。
「量販店(そら)とかで待ってる」
ガンダムダブルオーダイバーレビューでした。
新規の皆さんには初心者向けのオススメキット、歴戦の皆さんにはダブルオーというキットの凄さを再確認するキットに仕上がっています。
「HGBDガンダムダブルオーダイバーレビュー と ダブルオーという記念碑的キットのこと」でした。